『オールワークスメイド』のOPは「マデュアル↔ハート」、EDは仲村宗悟「ハンドメイド」。どちらも2026年7月から始まった物語を、違う角度から彩る主題歌です。
TVアニメ『ヒロイン?聖女?いいえ、オールワークスメイドです(誇)!』は、乙女ゲーム世界を舞台にしながら、肝心のヒロインが聖女ではなく「完璧なメイド」を目指してしまうという、かなりクセの強い作品です。
そんな本作の音楽を支えるのが、メロディ・ウェーブ役の宮本侑芽さんとルシアナ・ルトルバーグ役の大久保瑠美さんが歌うOP「マデュアル↔ハート」と、声優・シンガーソングライターの仲村宗悟さんによるED「ハンドメイド」。
この記事では、『オールワークスメイド』のOP・ED主題歌、歌手、作詞・作曲、発売・配信情報、曲と作品のつながりまでまとめて紹介します。
『オールワークスメイド』OP・ED主題歌は何?
結論から整理すると、『オールワークスメイド』の主題歌は次の2曲です。
区分 曲名 歌 作詞 作曲・編曲
OP マデュアル↔ハート メロディ・ウェーブ(CV.宮本侑芽)、ルシアナ・ルトルバーグ(CV.大久保瑠美) aim 瀬名航(SOVA)
ED ハンドメイド 仲村宗悟 仲村宗悟 作曲:仲村宗悟/編曲:村山☆潤
主題歌情報が正式に発表されたのは2026年5月12日。同年7月からTOKYO MX、BSフジほかで放送が始まるTVアニメのOPとEDとして明らかになりました。
さらに2026年7月1日には、アニメ公式サイトでノンクレジットOP映像とノンクレジットED映像も公開されています。
つまり「オールワークスメイドの歌は何?」と検索してきた人がまず押さえておきたいのは、OPがキャラクターソング型、EDが仲村宗悟さんによるアーティスト曲という違いです。
ここ、かなり重要なんですよね。
OPは作品世界の「中」にいるメロディとルシアナが歌い、EDは作品を少し引いた場所から包み込むように仲村宗悟さんが歌う。この構造だけでも、本作の音楽設計がかなりハッキリ見えてきます。
『オールワークスメイド』OP「マデュアル↔ハート」とは?
『オールワークスメイド』のOP主題歌「マデュアル↔ハート」を歌うのは、メロディ・ウェーブ役の宮本侑芽さんと、ルシアナ・ルトルバーグ役の大久保瑠美さんです。
楽曲スタッフは、作詞がaimさん、作曲・編曲が瀬名航(SOVA)さん。
2026年7月1日からデジタル配信が始まり、同日にアニメ公式からノンクレジットOP映像も公開されました。
キャラクターを演じる声優本人が歌うため、単なる「作品の雰囲気に合ったアニソン」というより、メロディとルシアナの感情そのものを音楽化したようなOPになっているのが特徴です。
OPを歌う宮本侑芽・大久保瑠美は誰役?
宮本侑芽さんが演じるメロディ・ウェーブは、本作の主人公。
本来なら乙女ゲーム「銀の聖女と五つの誓い」で世界を救うはずのヒロイン、つまり聖女となる存在ですが、なぜか持てる能力をメイド業務に全振りし、完全無欠の「オールワークスメイド」を目指していきます。
一方、大久保瑠美さんが演じるルシアナ・ルトルバーグも物語の主要人物。
OPを主人公単独ではなく、メロディとルシアナのデュエットにしたことで、作品が「メロディ一人の英雄譚」ではなく、人と人との出会いや関係性から物語が動いていくタイプだと示しているように感じます。
タイトルの「マデュアル」という独特の響きにも、「二人」という関係性を連想させる仕掛けを感じるところ。
もちろんタイトルそのものの公式な語源説明は今回の資料では確認できませんが、少なくとも楽曲全体が二人の感情の往復を強く意識した構成なのは確かです。
「マデュアル↔ハート」の歌詞は何を描いている?
歌詞全体をそのまま紹介することはできませんが、内容を読み解くと、キーワードになっているのは「すれ違い」「物語」「未来」「再会」「二人の絆」です。
かわいらしくコミカルな掛け合いがある一方で、後半になるにつれて「決められた物語を変える」「未来を書き換える」といった、本編そのものに直結するテーマが浮かび上がってきます。
ここが、このOPの面白いところです。
一聴するとかなり明るくて、キャラクター同士の掛け合いを楽しむタイプのアニソン。それなのに中身を追うと、「与えられたシナリオに従うのではなく、自分の意志で未来を選ぶ」という本作の核心が入っている。
ポップな見た目で油断させて、テーマはしっかり本編ど真ん中。
この曲、感情にエプロン着せたまま世界線を書き換えに来てるんですよ。

『オールワークスメイド』ED「ハンドメイド」は仲村宗悟が担当
『オールワークスメイド』のEDテーマは、仲村宗悟さんの「ハンドメイド」です。
作詞・作曲は仲村宗悟さん本人、編曲は村山☆潤さんが担当しています。
仲村宗悟さんは声優として活動する一方、Lantisレーベルでシンガーソングライターとしても音楽活動を展開。今回の「ハンドメイド」は9枚目のシングルとして2026年7月8日に発売されました。
主題歌発表時点のプロフィールでは、それまでにシングル8枚、アルバム2枚、ミニアルバム1枚をリリースしており、多くの楽曲で自ら作詞・作曲を手掛けています。
今回もタイアップ曲を外部作家から提供されて歌うのではなく、本人が詞も曲も制作している。
だからこそ、「ハンドメイド」という言葉自体が作品タイトルの「オールワークスメイド」と妙にきれいに響き合っているのが面白いところです。
ED「ハンドメイド」はどんな曲?
仲村宗悟さん自身は「ハンドメイド」について、ダンサブルでポップ、そして可愛らしい楽曲として紹介しています。
特にサビはリフレインを多く取り入れ、覚えやすく、ライブでは一緒に歌ったりクラップしたりして盛り上がってほしいという意図も明かされました。
「エンディング=しっとり余韻」という王道パターンではなく、むしろ明るく身体が動く方向へ振っているのがポイント。
本編が終わったあとに感情を沈めるのではなく、「今日の物語を楽しく持ち帰らせるED」という印象です。
『オールワークスメイド』自体、世界滅亡の危機という大きな設定を抱えながら、主人公メロディのメイド愛によって物語がかなり独特なテンションで進んでいきます。
その作品に対して、EDまで重苦しくしない。
個人的には、この判断がめちゃくちゃ相性いいと思っています。
シリアスをシリアスのまま閉じるのではなく、最後にポップな体温を残す。いわばEDが「大丈夫、明日もこの世界に会いに来ていいよ」と肩を軽く叩いてくれる感じなんですよね。
「ハンドメイド」のCD発売日・収録曲は?
仲村宗悟さんの9thシングル「ハンドメイド」は、2026年7月8日発売です。
商品は初回限定盤と通常盤が用意されました。
初回限定盤はCD+Blu-ray仕様で、品番はLACM-34719、価格は3,300円(税込)。20ページのフォトブックと、全2種から1種が封入されるステッカーが付属します。
通常盤はCD仕様で、品番はLACM-24719、価格は1,650円(税込)です。
CDには次の3曲を収録。
- ハンドメイド
- Craving
- マーメイド
しかも3曲すべて、仲村宗悟さん自身が作詞・作曲しています。
表題曲「ハンドメイド」はポップでダンサブル、カップリングには大人っぽさを感じさせる楽曲や夏をイメージした楽曲が収められ、1枚の中で異なる表情を楽しめる構成になっています。
初回限定盤のBlu-rayには「ハンドメイド」のMusic Videoと、そのメイキング映像を収録。
主題歌だけを聴いて終わりではなく、仲村宗悟さんのシンガーソングライターとしての世界観まで掘り下げたい人向けのシングルと言えそうです。
なお、価格や販売状況は今後変わる可能性があるため、購入時は最新の公式情報を確認してください。
ED「ハンドメイド」のジャケットも本当に“手作り”
「ハンドメイド」という曲名は、音楽だけに使われた言葉ではありません。
2026年5月31日に公開されたシングルのアートワークでは、仲村宗悟さん自身が大きなキャンバスへ実際に絵を描いて制作したビジュアルが採用されました。
楽曲タイトルから発想を広げ、文字どおり“ハンドメイド”でジャケットを完成させたわけです。
仲村さんは、大きなキャンバスへ絵を描くのは初めてで少し緊張したものの、手やさまざまなハケを使って制作することを楽しんだとコメントしています。
初回限定盤に付属するフォトブックでは、絵を描き始めてから完成するまでの流れを時系列で追える仕様です。
ここまでタイトルの意味をビジュアル面にまで拡張しているのは、個人的にかなり好きな仕掛け。
「ハンドメイド」という言葉が、単なる曲名で終わっていません。
自分の手で作る。
自分の手で描く。
そして物語の中では、メロディもまた既存の乙女ゲームシナリオに従うのではなく、自分の行動によって人生を作り替えていく。
作品・楽曲・ジャケットに共通して「出来合いではなく、自分で作る」というイメージが流れているように見えるんですよね。
これは主題歌情報だけを一覧で見ると見落としやすい、『オールワークスメイド』と「ハンドメイド」のかなり面白い接点だと思います。
OP・EDのノンクレジット映像は2026年7月1日に公開
2026年7月1日、TVアニメ公式サイトでは「マデュアル↔ハート」と「ハンドメイド」を使用したノンクレジットOP・ED映像が公開されました。
公式発表では、両映像について個性豊かなキャラクターたちが登場する可愛らしい映像として紹介されています。
OPとEDは、曲だけで聴くのと映像込みで見るのとでは印象がかなり変わります。
とりわけキャラクターソング形式の「マデュアル↔ハート」は、宮本侑芽さんと大久保瑠美さんの歌声にキャラクターの表情や動きが重なることで、「誰がどんな感情で歌っている曲なのか」がより伝わりやすくなります。
一方「ハンドメイド」は、仲村宗悟さんという作品外のアーティストが歌うからこそ、映像側がキャラクターと曲を橋渡しする役目を担う。
OPが物語のスタートボタンなら、EDは一話ごとの感情をきれいに畳むリボン。
毎週アニメを見るタイプの作品では、この「入り口」と「出口」の感触が視聴体験をかなり左右します。
主題歌から分かる『オールワークスメイド』という作品のテーマ
ここからは筆者の考察です。
『ヒロイン?聖女?いいえ、オールワークスメイドです(誇)!』の舞台は、乙女ゲーム「銀の聖女と五つの誓い」の世界。
本来のシナリオでは、ヒロインであるメロディが聖女となって世界を救うはずでした。
ところが彼女は、その能力をメイド業務へ注ぎ込み、完璧なオールワークスメイドへ成長してしまいます。
その結果、「聖女が世界を救う」というゲーム本来のルートから世界そのものが外れ、シナリオは予測不能になっていく。
この設定を踏まえると、OPとEDには共通したテーマが見えてきます。
それは「決められたものではなく、自分たちで未来を作る」という感覚です。
「マデュアル↔ハート」では、物語や未来、世界線を自分たちの意志で変えていくニュアンスが強く表現されています。
一方、「ハンドメイド」はタイトルそのものが「手作り」。
しかもジャケットまで本当に手作業で制作されています。
偶然の一致として片付けることもできますが、作品全体を眺めると、この二つはかなり美しくつながって見える。
本来なら聖女。
でもメイドになる。
本来なら用意されたゲームシナリオ。
でも別の未来へ進む。
完成済みの運命を受け取るのではなく、自分の手で作り直す――。
『オールワークスメイド』って、実は「人生のハンドメイド」の物語なのでは?
僕は主題歌を並べてみて、そんなふうに感じました。
なぜOPはキャラクター、EDは仲村宗悟なのか?
これも筆者として注目したいポイントです。
OPはメロディとルシアナという劇中キャラクターが歌い、EDは仲村宗悟さんというアーティストが歌う。
この組み合わせによって、OPとEDで視点の距離が変わっています。
OPは完全に「物語の中」。
キャラクター自身が歌うことで、その世界へ一気に飛び込ませてくれる。
一方のEDは、仲村宗悟さんの声によって少し作品世界の外側へ戻される。
視聴者が物語を受け止めるためのワンクッションになるわけです。
毎週放送されるテレビアニメでは、この距離感の切り替えが意外と重要です。
OPで視聴者を作品世界へ連れていき、約一話分の物語を体験させ、EDで現実へ帰していく。
『オールワークスメイド』の場合、この往復がどちらもポップで可愛い方向に統一されているため、作品全体の視聴後感がブレにくい。
主題歌がただ前後に置かれているのではなく、アニメ一話の「入場口」と「退場口」としてきちんと役割分担しているように感じます。
映像演出を見る側としては、こういう設計、かなり好きです。
アニソンって曲単体の良さだけじゃなく、「どのタイミングで作品に入ってきて、どんな感情で送り出すか」まで含めて完成するものなので。
『オールワークスメイド』の歌・曲情報をまとめると?
『オールワークスメイド』のOP主題歌は「マデュアル↔ハート」。
メロディ・ウェーブ役の宮本侑芽さんと、ルシアナ・ルトルバーグ役の大久保瑠美さんが歌い、作詞はaimさん、作曲・編曲は瀬名航(SOVA)さんが担当しています。
EDテーマは仲村宗悟さんの「ハンドメイド」。
仲村さん自身が作詞・作曲を担当し、村山☆潤さんが編曲。2026年7月8日に9枚目のシングルとして発売されました。
そして2026年7月1日には、両曲を使用したノンクレジットOP・ED映像も公開されています。
曲の性格は違いますが、二つを並べてみると、「自分の心で選び、自分たちで未来を作っていく」という本編のテーマにきれいにつながっているように感じます。
OPはキャラクターの感情から物語へ飛び込み、EDは「ハンドメイド」という言葉で一話を包み込む。
ただ可愛いだけじゃない。
主題歌までちゃんと“オールワーク”してるじゃん……。
そんなところまで含めて楽しみたい作品です。
よくある質問
『オールワークスメイド』のOPは誰が歌っている?
OP主題歌「マデュアル↔ハート」は、メロディ・ウェーブ役の宮本侑芽さんと、ルシアナ・ルトルバーグ役の大久保瑠美さんが歌っています。
作詞はaimさん、作曲・編曲は瀬名航(SOVA)さんです。
『オールワークスメイド』のED・エンディング曲は?
EDテーマは、仲村宗悟さんの「ハンドメイド」です。
仲村宗悟さん本人が作詞・作曲を担当し、編曲は村山☆潤さん。9thシングルとして2026年7月8日に発売されました。
OP・EDの映像は公開されている?
はい。
TVアニメ公式サイトは2026年7月1日に、「マデュアル↔ハート」のノンクレジットOP映像と「ハンドメイド」のノンクレジットED映像を公開しています。
※公開状況は変更される可能性があるため、最新情報は作品公式サイトなどで確認してください。
「語らずにいられない感情、それが名作。」
神原 誠一/『アニメ反射鏡』


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