『盗掘王』の主要遺物で筆者評価1位はカラスの遺物。アイリーンは神クラス、イリヤはフロイトやレメゲトン系の遺物と関わります。
アニメ『盗掘王』を見ていると、「遺物って結局どれが強い?」「アイリーンの能力は?」「イリヤは何を使う?」と一気に気になるはず。
この記事では、アニメ公式情報で確認できる遺物を軸に、原作で重要になる遺物も区別しながら整理します。さらに火力だけではなく、支配力・汎用性・物語への影響まで含めた筆者独自ランキングを紹介します。
なお、原作後半の遺物には日本語版で名称や能力説明を確認しにくいものもあります。その場合は非公式に整理された原作情報を事実と同列には扱わず、「参考情報」として明確に分けます。
『盗掘王』の遺物とは?主要遺物一覧を先に整理
遺物とは、世界各地に出現した「墓」の中に存在し、所有者へ異能力を与える特殊な存在です。
TVアニメ公式の作品紹介では、2025年に世界各地へ謎の墓が出現。墓の中にある遺物によって異能力を得て、財や権力を手にする者が現れたことが物語の出発点として説明されています。
主人公・剛力遼河も遺物の力と盗掘技術を使って活動していましたが、雇い主だった大河原泰政に裏切られます。
そこで遼河を救ったのが、物語の最重要存在であるカラスの遺物です。
まず、本記事で扱う主要遺物を整理すると次の通りです。
遺物・系統 主な関係者 主な特徴 初登場・情報範囲 情報の確度
カラスの遺物 剛力遼河 遼河を15年前の2025年へ戻す アニメ公式・序盤 公式確認
日本刀村正 剛力遼河ら 凶悪なオーラを持つ遺物 アニメ第3話 公式確認
アイリーンの神クラス遺物 アイリーン・ホルトン 周囲へあらゆる災いをもたらす アニメ公式キャラ設定 公式確認
不老草 剛力遼河 大河原と争奪する重要遺物 アニメ第5話 公式確認
征服の遺物 大河原泰政 遼河を圧倒する強大な力 アニメ第6話 公式確認
フロイトの遺物 イリヤ・ボルゴフ 精神・記憶系とされる 原作側 非公式資料を含む
ソロモンのレメゲトン イリヤ・ボルゴフ 魔術・召喚系とされる 原作側 非公式資料を含む
ムニンの涙 原作主要人物 記憶に関係するとされる 原作側 非公式資料を含む
グングニル 原作主要人物 神話由来の強力な遺物 原作側 原作情報
ハムラビ法典系遺物 原作主要人物 契約・規則に関係する能力とされる 原作側 非公式資料を含む
ここで重要なのは、遺物はただの装備品ではないという点です。
遺物の中には意思や癖を持つ存在もあり、強力な遺物を手に入れたからといって、その瞬間から100%性能を発揮できるとは限りません。
『盗掘王』では「所有すること」と「支配すること」が別問題として描かれます。
アニメ第2話のタイトルが「遺物の主になろうとする者」、第3話が「支配が適性に合う者」なのも象徴的。
つまりこの作品の強さは、
遺物そのものの格+使い手がどこまで支配できるか
までセットなんです。
SSRを引いたら勝ちではない。
SSR側から「お前、主として微妙なんだが?」と査定される世界。
ガチャより面接が怖い。
『盗掘王』アイリーン・ホルトンの遺物とは?「破産王」の能力を解説
アイリーン・ホルトンは金融財閥ホルトン家の令嬢で、「神クラスの遺物」のひとつを持つ重要人物です。
TVアニメ版では早見沙織さんが声を担当。
公式キャラクター紹介では、遼河がいた未来で「破産王」と呼ばれていたこと、さらに彼女が持つ遺物の異能力によって、近くにいる者へ「あらゆる災い」が降りかかることが明示されています。
ここはネット上の細かな設定を混ぜず、まず公式に確認できる内容を押さえるのが安全です。
要するにアイリーンは、
神クラスの遺物を持ち、その影響で周囲へ災いを引き起こしてしまう人物
ということ。
なぜアイリーンは「破産王」と呼ばれるのか?
アイリーンの恐ろしさは、単純な攻撃力ではありません。
相手を殴る、斬る、爆発させる――という分かりやすい能力なら、まだ「回避する」「防ぐ」という戦術を立てられます。
ところが彼女の場合、公式設定で示されているのは近くにいる者へ災いが降りかかるという性質。
攻撃の瞬間だけ避ければ終わり、ではないんです。
人間関係、財産、組織運営など戦闘以外にも影響が広がるなら、その厄介さは単純な火力表では測れません。
RPGで例えるなら、ボスの必殺技が強いというより、同じフィールドにいるだけで永続デバフが積み上がる感じ。
解除アイテムの在庫が心配になるやつです。
遼河と出会ったアイリーンはどう変わる?
アニメ第5話「不老草の主」では、未来の「破産王」アイリーン・ホルトンを遼河が味方につけたことが公式あらすじで明示されています。
そのうえで遼河は、オークションで大河原泰政に競り勝ち、「不老草」を手に入れます。
ここで分かるのは、遼河の未来知識が「遺物の場所を知っている」だけではないこと。
未来で誰が強者になるのかまで知っている。
これがデカい。
まだ世間が価値に気づいていない遺物を先取りするだけなら攻略情報チートですが、まだ完成していない人材まで先に仲間へ引き込める。
遼河が盗んでいるのは、宝物だけじゃないんですよね。
未来の勢力図そのものを先に持って帰っている。

『盗掘王』イリヤ・ボルゴフとは?使用遺物はどこまで確認できる?
イリヤ・ボルゴフは原作側で重要になる人物で、フロイトの遺物や「ソロモンのレメゲトン」と関係するキャラクターとして知られています。
ただし、ここはアニメ公式で現時点まで詳細が示されているアイリーンとは情報の性質が違います。
フロイトの遺物やレメゲトンに関する細かな能力説明は、原作情報を整理した海外資料・ファンデータベース経由で広まっているものも多く、アニメ公式情報と同じ確度で断定するのは避けるべき部分です。
そこでこの記事では、
- フロイトの遺物=精神・記憶方面と関係するものとして整理される
- ソロモンのレメゲトン=魔術・悪魔・召喚方面と関係するものとして整理される
という範囲で扱います。
イリヤはなぜ「火力以上に強い」のか
イリヤ系の能力が面白いのは、正面から殴り勝つ以外の選択肢を増やせることです。
遺物争奪戦では、敵を倒して終わりではありません。
- 相手がこちらの情報をどこまで知ったか
- 遺物の存在を誰に知られたか
- 追跡される危険はないか
- 仲間をどう撤退させるか
- 次の作戦へ情報をどうつなげるか
こうした戦闘の前後まで勝敗に含まれます。
だから精神・情報・召喚に関係する能力は、単純な火力ランキングでは数字以上の価値を持つ。
僕はここが『盗掘王』の能力バトルでかなり好きです。
戦闘力100のキャラが10人いても、情報戦で全部行動を読まれたら詰む。
イリヤはホームラン数で評価する選手というより、試合そのもののルールへ触ってくるタイプなんですよね。
『盗掘王』主要遺物を個別解説|カラス・村正・不老草・征服の遺物
ここからは、アニメ公式で確認できる遺物を優先しながら、物語上の意味を見ていきます。
特にアニメ第3話〜第6話では、遺物の「強さ」の種類が徐々に増えていくのがポイントです。
カラスの遺物
カラスの遺物は、『盗掘王』の物語を成立させた最重要遺物です。
2025年、世界各地に墓が出現した世界で、剛力遼河は大河原泰政に裏切られ、墓の中で死の淵へ追い詰められます。
そこで突如遼河へ語りかけ、その命を救ったのがカラスの遺物。
遼河が目覚めると、そこは15年前の2025年でした。
一見すると「2025年から2025年?」と混乱しますが、遼河が元々生きていた時点から15年前に戻った先が、墓が本格的に知られる前の2025年という構造です。
遼河は過去15年間で得た記憶と知識を保ったまま、人生をやり直すことになります。
つまりカラスが変えたのは戦闘結果ひとつではありません。
ゲーム開始時点そのものを巻き戻した。
剣で1000ダメージどころではない。
セーブデータの時間軸から殴ってくる。
日本刀村正
アニメ第3話「支配が適性に合う者」では、遺物「日本刀村正」が眠る墓が登場します。
公式あらすじでは、墓内部に凶悪なオーラが漂い、多くの一般人も閉じ込められている状況が描かれています。
遼河はベント共和国発掘団の一行と村正を巡って争うことになります。
このエピソードが面白いのは、「遺物=発見した者の物」という単純な宝探しではないと示しているところ。
誰が先に到達するか。
誰が遺物へ適応するか。
誰が支配できるか。
入手戦そのものがボス戦になっている。
タイトルの「支配が適性に合う者」も含め、遺物と使い手の相性が重要だと分かる回です。
不老草
不老草はアニメ第5話「不老草の主」で中心となる遺物です。
公式あらすじでは、アイリーンを味方につけた遼河がオークションへ参加し、大河原泰政に競り勝って不老草を手に入れる展開が描かれています。
ここで重要なのは、不老草の細かな効能を名前から勝手に決めつけることではありません。
少なくとも公式に確認できる事実は、
遼河と大河原が競り合うほど重要な遺物だった
ということです。
そしてこの回、『盗掘王』らしさが濃い。
墓へ潜って力ずくで奪うだけではなく、オークションでも奪う。
資金力、情報、交渉、人脈まで全部戦力。
盗掘王というより、攻略方法の総合商社です。
征服の遺物
征服の遺物は大河原泰政が使用し、アニメ第6話で遼河を圧倒した強力な遺物です。
第6話「大古墳化」の公式あらすじでは、ついに直接対決した遼河と大河原の戦いで、大河原が征服の遺物の強大な力を使用。
遼河を圧倒する中、カラスがその影響で他の遺物が目覚めると警告します。
さらにその直後、大地震が発生。
世界各地へ巨大な墓が出現します。
ここは因果関係を必要以上に断定しない方がいい部分です。
公式情報で明確なのは、
征服の遺物の力が他の遺物へ影響するとカラスが警告したこと
その最中に大地震と「大古墳化」が起きたこと
まで。
「征服の遺物だけが大古墳化を起こした」と単純化するより、巨大な力の発動と世界規模の異変が重なった重要回として見る方が正確です。
僕が注目したいのは、ここで作品のスケールが一段上がること。
序盤は「どの墓へ先に入るか」という局地戦でした。
第6話以降は、墓そのものが世界中へ広がる。
遺物争奪戦が、個人戦から世界戦へ切り替わった瞬間なんですよね。
アイリーンの神クラス遺物
アイリーンが持つ遺物について、アニメ公式は具体的な固有名称ではなく「神クラスの遺物」のひとつと紹介しています。
その異能力の影響で、近くにいる者へあらゆる災いが降りかかる。
この能力が厄介なのは、直接攻撃型ではないところです。
征服の遺物が「正面から強いボス武器」なら、アイリーンの遺物は戦場そのものを不安定にするタイプ。
戦闘だけでなく、財産や組織、人間関係まで含めて考えると、強さの範囲が極端に広いんですよね。
原作側の重要遺物は?フロイト・レメゲトン・ムニンなど
ここからは、アニメ公式だけでは詳細を確認できない原作側の遺物です。
そのため名称の存在や大まかな性質を紹介しつつ、細かな能力を断定しない方針で整理します。
フロイトの遺物
フロイトの遺物は、イリヤ・ボルゴフと結びつけて紹介される代表的な遺物のひとつです。
原作情報を整理した非公式資料では、精神や記憶に関係する能力として扱われています。
ただし、細かな発動条件や「どこまで自由に記憶へ干渉できるか」については資料ごとの差があるため、万能な記憶改変能力だと断定するのは避けます。
重要なのは、イリヤが正面火力だけではなく、情報・精神領域へ介入できるタイプとして描かれること。
『盗掘王』で情報は武器です。
未来知識を持つ遼河が序盤から有利なのを見れば、その価値は分かりやすいですよね。
ソロモンのレメゲトン
ソロモンのレメゲトンも、イリヤと関係する遺物として原作情報で挙げられます。
名称のモチーフは魔術書として知られる「レメゲトン」。
非公式に整理された資料では、悪魔や召喚に関係する能力として説明されることがあります。
ここも「何体を自由自在に召喚できる」といった細部までは断定しません。
それでも、召喚系が戦術上強い理由は分かりやすい。
一人の使い手が、場面ごとに異なる手段を増やせる。
火力だけでなく、偵察、妨害、防御などへ選択肢が広がるなら、組織戦ではかなり厄介です。
ムニンの涙
ムニンの涙は、原作側の重要遺物として名前が挙げられる存在です。
非公式な原作資料では、記憶に関係する性質を持つものとして整理されています。
『盗掘王』という作品で記憶系能力が重要なのは、主人公そのものが証明しています。
遼河の最大のアドバンテージは筋力でも資産でもありません。
未来15年分の経験と知識。
墓がどこに現れるか。
誰が何を手に入れるか。
どの人物が敵になるか。
この情報があるから、他人より何手も先を打てる。
だから記憶に触れる遺物は、直接火力以上に作品システムとの相性がいいんですよね。
グングニル
北欧神話のオーディンが持つ槍として知られるグングニルも、原作側で名前が挙がる強力な遺物です。
ただし、『盗掘王』では神話由来の名称が使われていても、原典とまったく同じ能力になるとは限りません。
そのため「必中だから絶対に避けられない」といった原典イメージだけで能力を断定するのは危険です。
神話モチーフは入口。
作品内のルールでどう再解釈されるかを見るのが『盗掘王』の楽しさだと思います。
ハムラビ法典系の遺物
ハムラビ法典をモチーフにした遺物も、原作情報では契約や規則、制裁と結びつけて語られます。
ただし具体的な発動秒数や罰の内容については、翻訳差・非公式資料の表現差が大きいところ。
そのためこの記事では、条件や規則への違反を能力へ結びつける概念系の遺物として扱います。
こういう遺物、僕はかなり好きです。
剣の強敵なら「もっと強い剣」で対抗できる。
でもルール系能力は、まずルールそのものを理解しないと戦いの土俵にすら立てない。
筋肉だけでは解けないパズルを戦闘中に投げてくる。
能力バトルの嫌なところ全部乗せです。
『盗掘王』遺物強さランキングTOP7|20点満点で比較
ここからは公式ランキングではなく、筆者独自の評価です。
順位の根拠を曖昧にしないため、次の4項目を各5点、合計20点で採点します。
- 戦闘・制圧力:正面戦闘でどれだけ優位を作れるか
- 汎用性:戦闘以外を含め、使える場面が多いか
- 物語影響度:世界や勢力図そのものを変えたか
- 運用安定性:使用者側のリスクや条件が比較的少ないか
なお、『盗掘王』では火力以上に「何を変えられるか」が重要なので、同点の場合は物語影響度を優先します。
順位 遺物 主な関係者 総合点 最大の強み
1位 カラスの遺物 剛力遼河 19点 15年前への回帰
2位 征服の遺物 大河原泰政 18点 圧倒的な制圧力
3位 アイリーンの神クラス遺物 アイリーン 17点 周囲へ災いを及ぼす
4位 ムニンの涙 原作側 15点 記憶領域への影響
5位 ソロモンのレメゲトン イリヤ 14点 選択肢の多い特殊能力
6位 フロイトの遺物 イリヤ 13点 情報・精神領域への干渉
7位 不老草 剛力遼河 12点 争奪対象になる希少性
1位 カラスの遺物|19点
戦闘4/汎用5/物語影響5/運用5=19点
1位はカラスの遺物です。
最大の理由は、遼河を15年前へ戻したという物語への影響。
征服の遺物が「強敵を倒せる武器」だとするなら、カラスは強敵が完成する15年前から人生をやり直せる能力です。
これ、比較する土俵がズレてる。
ボス戦で強い武器と、ニューゲーム時点へ戻れる機能を比較している状態です。
さらに遼河は記憶と知識を保持しているため、時間移動がそのまま「未来情報」という追加能力へつながります。
唯一、正面戦闘だけを見ると征服の遺物へ一歩譲るため戦闘4点。
それでも総合ではトップです。
2位 征服の遺物|18点
戦闘5/汎用4/物語影響5/運用4=18点
2位は大河原泰政の征服の遺物。
アニメ第6話で遼河を直接圧倒したという公式描写があるため、戦闘・制圧力は満点評価です。
さらにカラスは、その強大な力の影響によって他の遺物が目覚めると警告。
その最中に大地震と大古墳化が発生しました。
少なくとも「一対一で強い」だけの遺物ではありません。
世界規模の異変と同じ画面に立てるレベルの力として描かれている。
ボス装備として説得力が強すぎる。
3位 アイリーンの神クラス遺物|17点
戦闘4/汎用5/物語影響4/運用4=17点
3位はアイリーンの神クラス遺物です。
公式設定では、近くにいる者へあらゆる災いをもたらします。
直接的な攻撃性能がどこまであるかは明示されていないため、戦闘は4点。
一方、汎用性は5点としました。
理由は単純。
戦闘以外まで壊せる可能性があるから。
敵のHPだけでなく、その敵が所属する環境そのものへ悪影響を与える性質は、組織戦になるほど厄介です。
ただし元々アイリーン自身も能力の影響を受ける人生を送っていたことを考えると、「強力だから扱いやすい」とは言えません。
強さと呪いが同じメーターに入っている遺物です。
4位 ムニンの涙|15点
戦闘2/汎用4/物語影響5/運用4=15点
4位はムニンの涙。
ここは原作側の非公式整理を含むため、能力の細部ではなく記憶系遺物としての価値を評価しています。
直接殴り合う能力なら低評価。
でも『盗掘王』では、記憶がそのまま戦力です。
遼河が強い最大の理由を考えてみてください。
未来の墓を知っている。
未来の敵を知っている。
未来の仲間を知っている。
つまり情報を持つだけで、戦闘が始まる前から勝負が傾く。
記憶系能力はこの作品では特殊な補正がかかると僕は考えます。
5位 ソロモンのレメゲトン|14点
戦闘4/汎用5/物語影響3/運用2=14点
5位はイリヤと関係するソロモンのレメゲトン。
原作情報を整理した非公式資料では召喚・魔術方面と関係するとされています。
能力条件の細部を確定できないため運用安定性は低め。
それでも汎用性は高評価です。
召喚系の本質って、火力ではないんですよね。
「選べる手段の数」が増えること。
遠距離が必要なら遠距離。
数が必要なら数。
囮が必要なら囮。
実際の能力範囲によって差はありますが、戦術の枝を増やせるタイプは長期戦ほど強い。
ゲームならナーフ候補。
敵で出てきたら攻略Wikiを開きたくなるやつです。
6位 フロイトの遺物|13点
戦闘3/汎用5/物語影響3/運用2=13点
6位はフロイトの遺物。
こちらも細かな能力は非公式資料を含むため慎重に評価します。
精神・記憶方面へ作用するタイプとして考えるなら、正面戦闘より情報戦で強い。
敵を倒したあとに、
「何を見られた?」
「どこまで情報が漏れた?」
「次に誰へ伝わる?」
という問題を処理できるなら、組織戦では価値が高い。
僕はこういう能力を「勝った後まで勝てる能力」と呼びたい。
派手じゃない。
でも敵からすると死ぬほど嫌。
7位 不老草|12点
戦闘2/汎用4/物語影響4/運用2=12点
7位は不老草。
アニメ第5話では、遼河と大河原がオークションで競り合う重要遺物として扱われます。
ただし現時点のアニメ公式あらすじだけでは、名称から想像できる以上の細かな効能まで断定できません。
そこで戦闘評価は控えめ。
その一方、大河原が争奪に参加するほど価値があること自体は公式描写から分かります。
強さランキングというより、「遼河が未来知識を使って確保する価値の高い特殊遺物」と評価するのが自然でしょう。
アイリーンとイリヤから分かる「遺物の本当の強さ」とは?
ここからは筆者としての考察です。
『盗掘王』の強さを一番分かりやすく表すなら、僕はこう考えます。
遺物の性能 × 支配力 × 相性 × 情報量。
この4つです。
アイリーンは遺物自体が強大。
しかし能力が強すぎるからこそ、制御できなければ本人や周囲まで巻き込みます。
つまり「性能5=実戦5」ではありません。
一方でイリヤのような特殊能力型は、戦闘火力だけ見れば征服の遺物に届かないかもしれない。
でも情報戦、潜入、撤退、敵への対策まで含めれば評価が変わる。
戦闘開始ボタンを押す前から能力バトルは始まっている。
これが『盗掘王』らしいんですよね。
そして、この法則を最も活用しているのが剛力遼河です。
遼河が序盤から強いのは、最強遺物を全部持っているからではありません。
どの遺物が重要か、誰が強くなるか、何がこれから起こるかを知っている。
未来15年分の情報によって、同じ遺物でも他人より効率よく使える。
一般的な回帰作品なら「レベル100の主人公がレベル1の世界へ戻った」という構図があります。
遼河は少し違う。
攻略本を全部暗記したプレイヤーが、ニューゲームを始めた状態なんです。
だから低レベルでも強い。
知っているから。
第6話「大古墳化」で未来知識の価値も変わっていく?
ここは事実ではなく、アニメ第6話までを見たうえでの僕の考察です。
第6話では、大河原の征服の遺物が強大な力を見せ、他の遺物が目覚める可能性をカラスが警告。
さらに大地震が起こり、世界各地へ巨大な墓が出現しました。
ここから重要になるのが、遼河が知っていた過去と、今の世界が少しずつズレる可能性です。
遼河は未来を知っている。
だから先回りできる。
でも遼河自身がアイリーンを早く仲間にしたり、大河原の計画を妨害したりすれば、当然ながら未来の勢力図は変わります。
未来が変われば、過去の攻略情報がそのまま100%通用する保証はない。
これはあくまで今後を読むうえでの筆者の見方ですが、長編としてかなり面白い構造です。
最初は、
「未来を知っているから勝てる」
だった。
それがやがて、
「未来を変えたから、自分で判断しなければ勝てない」
へ変わっていく可能性がある。
これ、回帰ものとしてめちゃくちゃ美味しい。
未来知識という補助輪を使って世界を書き換え続けた結果、最後はその補助輪が外れる。
遼河の本当の強さが「知識」なのか、「知識がなくても勝てる判断力」なのか。
そこまで描かれたら、かなり刺さると思います。
まとめ|『盗掘王』の遺物は「単純な火力」だけでは順位を決められない
『盗掘王』の遺物は、墓の中に存在し、所有者へ異能力を与える特殊な存在です。
アニメ公式で確認できる中では、カラスの遺物、村正、不老草、征服の遺物、アイリーンが持つ神クラスの遺物などが序盤から重要な役割を果たします。
カラスの遺物は遼河を15年前の2025年へ戻し、物語そのものをスタートさせました。
大河原泰政の征服の遺物は、第6話で遼河を圧倒するほど強大。
アイリーンの神クラス遺物は、近くにいる者へあらゆる災いをもたらす性質を持ちます。
一方、原作側ではイリヤ・ボルゴフとフロイトの遺物、ソロモンのレメゲトンなどの関係が知られていますが、細かな能力には非公式資料由来の情報もあるため、アニメ公式設定と混同しない方が安全です。
今回の筆者独自ランキングは、
1. カラスの遺物:19点
2. 征服の遺物:18点
3. アイリーンの神クラス遺物:17点
4. ムニンの涙:15点
5. ソロモンのレメゲトン:14点
6. フロイトの遺物:13点
7. 不老草:12点
としました。
ただし、これは公式の最強ランキングではありません。
『盗掘王』の面白さは、強い遺物を持った者が自動的に勝つわけではないところにあります。
支配できるか。
能力条件を理解しているか。
使い手と相性がいいか。
そして、その遺物について相手より多くの情報を持っているか。
そこまで含めて強さです。
だから剛力遼河は怖い。
最強武器一本で無双する主人公じゃない。
「その武器を誰より上手く勝利へ変換する男」だから強い。
『盗掘王』は遺物の名前を覚え始めると、バトルの見え方が一段変わります。
「どっちの遺物が強い?」だけではなく、
「この遺物を、この使い手が持ったら何が起きる?」
と考え始めた瞬間。
はい、沼の入口です。
よくある質問
『盗掘王』で一番強い遺物は何ですか?
公式から単純な「最強遺物ランキング」が発表されているわけではありません。
この記事では、剛力遼河を15年前へ戻し、物語全体を成立させたカラスの遺物を19点で1位と評価しました。
直接戦闘だけなら、大河原泰政の征服の遺物も非常に強力です。
アイリーン・ホルトンは何の遺物を持っていますか?
TVアニメ公式では、アイリーンは「神クラスの遺物」のひとつを持つ人物と紹介されています。
その遺物の異能力によって、彼女の近くにいる者へあらゆる災いが降りかかり、遼河がいた未来では「破産王」と呼ばれていました。
イリヤ・ボルゴフはどんな遺物を使いますか?
原作情報を整理した資料では、イリヤ・ボルゴフとフロイトの遺物、ソロモンのレメゲトンなどの関係が知られています。
ただし細かな能力説明には非公式資料由来の内容も含まれるため、フロイト系は精神・記憶方面、レメゲトン系は魔術・召喚方面と大枠で理解しておくのが安全です。
神原 誠一|『アニメ反射鏡』


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