『サイボーグ009 ネメシス』では、009/島村ジョーを梶裕貴さん、宿敵となるN009/グラビトンを中村悠一さんが演じます。
主要キャストは計21人。ゼロゼロナンバー9人とネメシス9人、物語の鍵を握る3人が発表されており、歴代アニメ作品から配役を刷新した新キャストで描かれます。
『サイボーグ009 ネメシス』の声優・キャスト全21人一覧
結論からいうと、発表されている主要キャストは、ゼロゼロナンバー9人、ネメシス9人、科学者ら主要人物3人の合計21人です。
ネメシス側には、ゼロゼロナンバーの「001」から「009」に対応する番号と能力を持つ人物が配置されています。
ゼロゼロナンバーの声優一覧
キャラクター 声優
009/島村ジョー 梶裕貴
001/イワン・ウイスキー 皆川純子
002/ジェット・リンク 宮野真守
003/フランソワーズ・アルヌール 早見沙織
004/アルベルト・ハインリヒ 杉田智和
005/ジェロニモ・ジュニア 安元洋貴
006/張々湖 かぬか光明
007/グレート・ブリテン 利根健太朗
008/ピュンマ 林勇
ネメシスの声優一覧
キャラクター 声優
N009/グラビトン 中村悠一
N001/ミュウ 日高里菜
N002/ブリザード 細谷佳正
N003/クラック 神谷浩史
N004/オプロ 井上喜久子
N005/アスピダ 稲田徹
N006/ブリッツ 若山詩音
N007/モーフィン 内田真礼
N008/デプス 佐倉綾音
主要人物の声優一覧
キャラクター 声優
アイザック・ギルモア 山路和弘
ロベール・ゴルバート 奈良徹
イスパノ・ガルシア 下野紘
ゼロゼロナンバーとネメシスは、人数だけを合わせた二つのチームではありません。
同じ番号や似た能力を持ちながら、異なる境遇と正義を背負った者同士が向き合います。キャスト表そのものが、009たちの別の可能性を映す鏡になっているのが本作の特徴です。
参照:『サイボーグ009 ネメシス』公式サイト「CHARACTER」「CAST」(2026年6月29日確認)。「サイボーグ009 ネメシス」公式サイト
ゼロゼロナンバー9人の声優と役柄は?
ゼロゼロナンバーには、梶裕貴さん、皆川純子さん、宮野真守さん、早見沙織さん、杉田智和さん、安元洋貴さん、かぬか光明さん、利根健太朗さん、林勇さんが起用されています。
ここでは全9人について、担当するキャラクターの特徴と配役の注目点を簡潔に紹介します。
009/島村ジョー役は梶裕貴
主人公の009/島村ジョーを演じるのは、梶裕貴さんです。
ジョーは奥歯の横にあるスイッチで加速装置を起動し、音速で行動するサイボーグ。過去に差別や孤独を経験したことから、人間の尊厳を踏みにじる行為へ強い怒りを抱いています。
梶さんは出演コメントで、本作を通じて『サイボーグ009』へ本格的に触れ、長年愛されてきた理由を実感したと説明しています。
さらに、AI技術の存在感が増す現代において、「人間とは何か」を描く作品が再びアニメ化される意味にも触れました。
ジョーに必要なのは、強い口調で正義を宣言する演技だけではありません。相手の痛みを理解しようと迷い、それでも人を守る道を選び直す声です。
速さを武器にする主人公なのに、心を揺さぶるのは立ち止まった瞬間。この難しい温度を梶さんがどう表現するのかが、大きな見どころでしょう。
001/イワン・ウイスキー役は皆川純子
001/イワン・ウイスキーを演じるのは、皆川純子さんです。
イワンは生後間もなく頭脳改造を受け、テレパシーやサイコキネシス、瞬間移動などの能力を得た0歳児。赤ん坊の姿でありながら、ゼロゼロナンバーの実質的な参謀を務めます。
皆川さんは、イワンをかわいらしさと寂しさを併せ持つ司令塔として捉えています。
幼い外見、高度な知性、改造された者としての孤独。この三つを同時に成立させるため、001は見た目以上に演技の難しい役です。
002/ジェット・リンク役は宮野真守
002/ジェット・リンクを演じるのは、宮野真守さんです。
ジェットは脚部の飛行用ロケットによる高速飛行を得意とする、ゼロゼロナンバーの行動派。宮野さんの軽快な会話テンポと、感情を一気に爆発させる芝居が生きる配役といえます。
シリーズファンにとって特に重要なのは、宮野さんが2012年公開の映画『009 RE:CYBORG』で、009/島村ジョーを演じていたことです。
つまり本作では、かつて主人公だった声が002として新しいジョーの隣に立ちます。過去作を切り離すのではなく、声によってシリーズの記憶を受け渡す配役です。
参照:アニメイトタイムズ「映画『009 RE:CYBORG』宮野真守さんインタビュー」(2012年10月29日公開)。アニメイトタイムズ
003/フランソワーズ・アルヌール役は早見沙織
003/フランソワーズ・アルヌールを演じるのは、早見沙織さんです。
003は強化された視覚と聴覚を生かし、遠方の状況把握や索敵で仲間を支えます。
早見さんの声は、静かな場面でも感情を消さず、息遣いや声の温度で心情を伝えられるのが魅力です。
戦況を報告する冷静さと、誰かの危機を誰より早く感じ取る人間的な痛み。003は作品世界の異変だけでなく、仲間の感情まで感知するセンサーのような存在になりそうです。
004/アルベルト・ハインリヒ役は杉田智和
004/アルベルト・ハインリヒを演じるのは、杉田智和さんです。
004は全身に武器を内蔵した戦闘能力の高いサイボーグですが、その内側には改造によって失ったものへの悲しみを抱えています。
杉田さんは飄々とした会話から、感情を押し殺した重い芝居まで振れ幅の広い声優です。
武器としての冷徹さと、人間として残る哀愁。その両方が必要な004において、派手な戦闘だけでは終わらない人物像を聞かせてくれるでしょう。
005/ジェロニモ・ジュニア役は安元洋貴
005/ジェロニモ・ジュニアを演じるのは、安元洋貴さんです。
005は極めて強靱な皮膚と怪力を持つ一方、無口で穏やかに自然を敬う人物です。
安元さんも、005を責任感や使命感、正義の芯が揺らがない寡黙な人物として受け止めています。
力強さを声量で見せるのではなく、短い言葉や沈黙の中に意志を宿せるか。安元さんの低く安定した声は、「強いからこそ穏やか」という005の魅力と相性のよい配役です。
006/張々湖役はかぬか光明
006/張々湖を演じるのは、かぬか光明さんです。
006は体内で高熱を発生させ、口から炎を放つ能力を持つ一方、料理人として仲間の日常を支える存在でもあります。
戦闘時の豪快さと、チームに安心感を与える親しみやすさを両立させる役です。
かぬかさんの温かみのある声が加わることで、006は単なる火力担当ではなく、戦い続ける9人の「帰る場所」を感じさせる人物になると考えられます。
007/グレート・ブリテン役は利根健太朗
007/グレート・ブリテンを演じるのは、利根健太朗さんです。
007は細胞組織を変化させ、さまざまな人物や物体へ姿を変えられるサイボーグ。元俳優らしい表現力と機転を生かし、潜入や情報収集で活躍します。
変身するたびに外見や役割が変わるため、声の演技にも柔軟さが求められます。
利根さんが持つコミカルなテンポと、場面を締める落ち着いた声の切り替えは、007の多面性を引き出すポイントになりそうです。
008/ピュンマ役は林勇
008/ピュンマを演じるのは、林勇さんです。
008は水中での活動能力に優れ、高い運動能力を持つサイボーグです。
林さんの声には、若々しい熱量と、仲間へ真っすぐに言葉を届ける力があります。
水中戦を担う能力者としてだけでなく、世界各地の争いや不平等を知る人物として、008の誠実さや怒りをどう表現するのかにも注目です。

ネメシス9人の声優と役柄は?
ネメシスは、009たちの方法では世界を安寧へ導けないと考える9人のサイボーグ集団です。
N009/グラビトン役の中村悠一さんを中心に、日高里菜さん、細谷佳正さん、神谷浩史さん、井上喜久子さん、稲田徹さん、若山詩音さん、内田真礼さん、佐倉綾音さんが出演します。
N009/グラビトン役は中村悠一
ネメシスを率いるN009/グラビトンを演じるのは、中村悠一さんです。
グラビトンはイギリス出身の元特殊部隊員で、重力を操作する能力を持ちます。軍事作戦で重傷を負ったのち、「悪を完全に滅ぼすこと」を目的に生きるようになりました。
中村さんは、グラビトンを思想が強く、目的のためには厳しい手段も選ぶ人物と説明する一方、快楽のために悪事を働く単純な悪役ではないと捉えています。
彼が理解不能な悪人なら、ジョーは倒せばいい。しかし、彼にも被害者としての過去と合理的な主張があるからこそ、009たちは自分たちの正義を問い直すことになります。
梶さんのジョーが「本当にそれでいいのか」と迷いを残す声なら、中村さんのグラビトンは「ほかに方法はない」と結論を突きつける声です。
この二人の対立は、拳より先に声で火花が散る構図になっています。
グラビトン役は、2026年3月19日にティザービジュアルやスタッフ情報とともに発表されました。
参照:石森プロ「『サイボーグ009 ネメシス』ティザービジュアル&新キャラクター解禁!」(2026年3月19日公開)。石森プロ
N001/ミュウ役は日高里菜
N001/ミュウを演じるのは、日高里菜さんです。
ミュウはブラジル出身で、生まれながらに超能力を持つ少女。感情が表情へ出やすい子供らしさがありながら、子供扱いされることには反発します。
同じサイキック系能力者でも、冷静な参謀である001/イワンとは温度が大きく異なります。
能力を対応させつつ、性格や声質をあえて似せていない。このズレが、ネメシスを単なる偽物チームに見せない仕掛けです。
N002/ブリザード役は細谷佳正
N002/ブリザードを演じるのは、細谷佳正さんです。
ブリザードは、002/ジェット・リンクと対応する高速戦闘を担うネメシスの一員です。
細谷さんの声には、戦いへ一直線に向かう熱さだけでなく、その奥に痛みや危うさをにじませる力があります。
軽快さを持つ宮野さんのジェットに対し、細谷さんのブリザードがどのような重さや緊張感を与えるのか。速度という同じ要素が、まるで違う感情へ変換される組み合わせです。
N003/クラック役は神谷浩史
N003/クラックを演じるのは、神谷浩史さんです。
クラックは003/フランソワーズに対応する、探知や情報戦で存在感を発揮するキャラクターです。
神谷さんは論理的で冷静な人物の言葉に説得力を持たせつつ、わずかな声色で不安定さや本心をのぞかせる芝居に定評があります。
早見さんの003が他者の痛みへ寄り添う感知者だとすれば、クラックは得た情報をより冷徹な判断へ結びつける存在になる可能性があります。
N004/オプロ役は井上喜久子
N004/オプロを演じるのは、井上喜久子さんです。
オプロは004/ハインリヒと対応する戦闘能力を持つネメシスの一員です。
井上さんの柔らかな声は安心感を与える一方、静かな口調のまま緊張感や底知れなさを生み出すこともできます。
全身を兵器とした者同士の対決に、単純な力比べではない不穏さを加える配役といえるでしょう。
N005/アスピダ役は稲田徹
N005/アスピダを演じるのは、稲田徹さんです。
アスピダは005と同じく怪力を持つサイボーグ。身近な人物を犯罪によって奪われ、自身も瀕死の重傷を負った経験が、悪を憎む思想へつながっています。
稲田さんは過去に005役のオーディションを複数回受け、選ばれなかった経験を明かしています。その後、005と向き合うアスピダ役を担当することに、特別な巡り合わせを感じたとコメントしました。
005を目指した声優が、年月を経て「もう一人の005」といえる人物を演じる。
キャラクターだけでなく、演者の歩みまで鏡合わせになるという意味で、全21人の中でも特に物語性のある配役です。
N006/ブリッツ役は若山詩音
N006/ブリッツを演じるのは、若山詩音さんです。
ブリッツは中国出身で、電磁能力を持つサイボーグ。過酷な状況で自身を守るために相手の命を奪ってしまった過去を抱えています。
若山さんは、ブリッツを自分なりの正義と信念に従って生きる人物として捉えています。
ネメシスの正義は、安全な場所から作られた理屈ではありません。被害を経験した者が、二度と同じ悲劇を起こさせないために即効性のある力を求めた結果です。
その痛みまで声に宿るかどうかが、ブリッツを理解する鍵になるでしょう。
N007/モーフィン役は内田真礼
N007/モーフィンを演じるのは、内田真礼さんです。
モーフィンは肉体を変化させる能力を持ち、007/グレート・ブリテンと対応します。
内田さんは、モーフィンを周囲から一歩引き、全体を見渡す大人びた人物として解釈しています。
利根さんの007が俳優らしい軽妙さを持つのに対し、モーフィンは変化する身体をより冷静かつ戦略的に扱う人物として描かれそうです。
N008/デプス役は佐倉綾音
N008/デプスを演じるのは、佐倉綾音さんです。
デプスはイタリア出身の元記者で、水中格闘能力を持つサイボーグ。父親にかけられた疑いの真相を追うという目的を抱えています。
佐倉さんは、デプスを冷静沈着でありながら、強い意志を秘めた人物として捉えています。
008/ピュンマと同じ水中戦の能力者でも、デプスの出発点には真実を追う記者としての視点があります。
力で答えを出そうとする組織の中に、事実を確かめようとする人物がいる。この立場がネメシス内部でどのように作用するのかも注目点です。

ギルモア博士ら主要人物3人の声優は?
ゼロゼロナンバーとネメシス以外では、アイザック・ギルモアを山路和弘さん、ロベール・ゴルバートを奈良徹さん、イスパノ・ガルシアを下野紘さんが演じます。
この3人は、二つのサイボーグチームが生まれた経緯や、争いの背後にある技術と利権を読み解くうえで重要な人物です。
アイザック・ギルモア役は山路和弘
アイザック・ギルモアは、009たちを支える生体工学者です。
かつてブラック・ゴーストの改造計画へ関わったものの、組織の目的を知って9人と脱出。その後も彼らの身体を整備し、保護者のように見守っています。
山路さんの落ち着いた声は、科学者としての知性と、自らが関わった改造への責任を同時に感じさせます。
本作ではネメシスを生み出した別の科学者も登場するため、ギルモアは「技術を作った者は、その結果にどこまで責任を負うのか」という問いも背負うことになりそうです。
ロベール・ゴルバート役は奈良徹
ロベール・ゴルバートを演じるのは、奈良徹さんです。
ゴルバートはナノテクノロジーの第一人者であり、ネメシスのメンバーをサイボーグへ改造した科学者です。
ネメシスにとってのギルモアに近い立場とされていますが、両者が改造した者たちへ向ける感情や責任感まで同じとは限りません。
ギルモアとゴルバートの違いは、ゼロゼロナンバーとネメシスの思想が分かれた理由を探る手がかりになるでしょう。
イスパノ・ガルシア役は下野紘
イスパノ・ガルシアを演じるのは、下野紘さんです。
イスパノは兵器開発などを通して争いから利益を得る人物として登場します。
下野さんも、視聴者が強い反感を抱くような悪役として演じたことをコメントで示しています。
009とネメシスが正義の方法をめぐって衝突する一方、イスパノは争いそのものを利用する側です。
彼の存在によって、物語は「二つの正義のどちらが正しいか」だけでは終わりません。正義同士が争うほど得をする者がいるという、もう一段現実的な構造が浮かび上がります。
歴代『サイボーグ009』から声優は変更された?
『サイボーグ009 ネメシス』の主要キャストは、歴代アニメ作品と同じ配役ではなく、本作に合わせて刷新されています。
歴代作品で009/島村ジョーを演じた主な声優は、次の通りです。
公開・放送年 作品 009/島村ジョー役
2001年 『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』 櫻井孝宏
2012年 『009 RE:CYBORG』 宮野真守
2016年 『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』 河本啓佑
2026年 『サイボーグ009 ネメシス』 梶裕貴
『サイボーグ009』は、映像化のたびに同じ声優が役を継続する方式ではなく、それぞれの作品でキャストが選ばれてきました。
そのため今回の変更も、過去作を否定する交代というより、2026年の物語としてゼロゼロナンバーを再構築する新配役と捉えるのが自然です。
これは公式が明示したキャスティング方針ではなく、歴代作品の配役を比較したうえでの筆者の見方です。
なかでも注目したいのは、2012年の『009 RE:CYBORG』で島村ジョーを演じた宮野真守さんが、本作では002/ジェット・リンクを担当する点です。
新旧を完全に切り離さず、以前の主人公の声が今度はジョーの隣から物語を加速させる。
こういう配役、シリーズの記憶に静かに着火してくるんですよね。過去作を知る人ほど「その声がそこにいる意味」を感じられるはずです。
声優陣から見える『サイボーグ009 ネメシス』の見どころ
ここからは、発表された役柄と声優コメントを踏まえた筆者の考察です。
本作のキャスティングには、大きく三つの注目点があります。
- 梶裕貴さんと中村悠一さんによる「迷う正義」と「断定する正義」の対立
- 対応する能力者へ、あえて異なる声質や性格を与えた配役
- 宮野真守さんを通じた歴代シリーズとの接続
最も大きな軸は、009とグラビトンの声の違いです。
ジョーは人の痛みを無視できないからこそ、簡単に誰かを切り捨てられません。一方のグラビトンは、悪を残すことによって新たな犠牲者が生まれる以上、徹底的に排除すべきだと考えます。
ジョーの声には「それでも人間を信じたい」という迷いが必要です。
グラビトンの声には「結果を出せない正義に意味はない」という確信が必要です。
この迷いと確信がぶつかるとき、視聴者はどちらか一方を単純な悪と決められなくなるでしょう。
また、対になるキャラクターの声質を似せていない点も重要です。
001とN001は同じ超能力系でも、皆川純子さんが演じるイワンは静かな参謀、日高里菜さんが演じるミュウは感情が表に出る少女です。
005とN005も、ともに怪力を持ちながら、安元洋貴さんの005には穏やかな重厚さがあり、稲田徹さんのアスピダには喪失から生まれた怒りがにじみます。
同じ能力だからといって、同じ人生にはならない。
本作のキャスティングは、その当たり前で残酷な事実を声の違いによって表現しようとしているように感じます。
筆者としては、『ネメシス』が問いかけるのは「どちらのチームが強いか」だけではないと考えています。
ゼロゼロナンバーは長年、人々を守ってきました。それでも世界から戦争や犯罪は消えていません。
ネメシスから見れば、それは009たちの方法が失敗している証拠です。
しかし、世界を完全に変えられなかったからといって、009たちが救った一人ひとりの命や尊厳まで無価値になるわけではありません。
成果だけで正義を測るグラビトンと、目の前の命を見捨てないジョー。
二人の声が交差する瞬間、本作は「ヒーローとは勝った者なのか、それとも守ろうとし続けた者なのか」という問いを返してくるはずです。
『サイボーグ009 ネメシス』の配信日はいつ?
『サイボーグ009 ネメシス』は、2026年7月19日午前0時から全3話が順次配信される予定です。各話は約30分と案内されています。
公式サイトでは、2026年6月18日にキービジュアルと配信日が公開され、6月25日には配信プラットフォーム、本PV、エンディング主題歌、先行上映会の情報が発表されました。
声優・キャスト情報を中心に探している読者が押さえるべき作品情報は、次の通りです。
- 全3話構成
- 各話約30分
- 2026年7月19日午前0時から順次配信
- 配信サービスは公式サイトで発表済み
- 配信日時や視聴条件はサービスごとに異なる可能性がある
配信先や視聴条件は変更される場合があるため、視聴前には公式サイトや利用する動画配信サービスの最新情報を確認してください。
参照:石森プロ「『サイボーグ009 ネメシス』、キービジュアル&配信日を解禁」(2026年6月18日公開)、『サイボーグ009 ネメシス』公式サイト「NEWS」(2026年6月29日確認)。石森プロ+1
よくある質問
『サイボーグ009 ネメシス』で島村ジョーを演じる声優は誰?
009/島村ジョー役は、梶裕貴さんです。
加速装置を持ちながら、人の痛みや尊厳を守ろうとする主人公を演じます。
グラビトン役の声優は誰?
N009/グラビトン役は、中村悠一さんです。
グラビトンは重力を操作する元特殊部隊員で、悪の完全な排除を掲げてネメシスを率います。
『サイボーグ009 ネメシス』の主要キャストは何人?
公式サイトで発表されている主要キャストは計21人です。
内訳は、ゼロゼロナンバー9人、ネメシス9人、アイザック・ギルモアら主要人物3人です。
歴代作品と同じ声優が続投する?
ゼロゼロナンバーの配役は、過去の主要アニメ作品から変更されています。
ただし、『009 RE:CYBORG』で009を演じた宮野真守さんが、本作では002/ジェット・リンク役として出演します。
『サイボーグ009 ネメシス』はいつ配信される?
2026年7月19日午前0時から、全3話が順次配信される予定です。
配信開始時刻や視聴条件はサービスによって異なる可能性があるため、最新情報は公式サイトなどで確認してください。
まとめ
『サイボーグ009 ネメシス』では、009/島村ジョーを梶裕貴さん、N009/グラビトンを中村悠一さんが演じます。
主要キャストは、ゼロゼロナンバー9人、ネメシス9人、ギルモア博士ら3人を合わせた計21人です。
過去の主要アニメ作品から配役は刷新されていますが、『009 RE:CYBORG』で009を演じた宮野真守さんが002を担当するなど、シリーズの記憶をつなぐ仕掛けもあります。
本作のキャスティングは、知名度の高い声優を並べただけではありません。
対応する能力、正反対の性格、異なる声の温度によって、ゼロゼロナンバーとネメシスが歩んだ二つの人生を浮かび上がらせています。
誰の声が一番強いのかではなく、二つの正しい声が聞こえたときに、どちらを信じるのか。
『サイボーグ009 ネメシス』は、その答えが簡単には出ない問いを、21人の声で描く作品になりそうです。
執筆:神原 誠一(アニメ評論家/ブロガー/感情翻訳家)


コメント