『これ描いて死ね』アニメの声優・キャスト一覧|先生役や「声」もまとめて紹介

『これ描いて死ね』の安海相と手島零を中心に王島南高校漫研メンバーとポコ太が集まる声優・キャスト紹介イメージ アニメ
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アニメ『これ描いて死ね』の声優は、主人公・安海相役が関根明良さん、先生・手島零役が早見沙織さん。ポコ太役は日髙のり子さん、ルゥ・ガルゥ役は永瀬アンナさんです。

2026年7月3日から日本テレビ系「フラアニ」で放送中の本作には、水瀬いのりさん、種﨑敦美さん、ゆかなさん、井上喜久子さんらも出演。この記事では主要キャストを一覧で整理し、それぞれのキャラクターと漫画との関係まで分かりやすく紹介します。

『これ描いて死ね』アニメの声優・キャスト一覧

『これ描いて死ね』の主要キャストは、安海相役の関根明良さん、手島零役の早見沙織さん、藤森心役の仁見紗綾さん、赤福幸役の藤村花音さん、石龍光役の水瀬いのりさんです。

さらにポコ太役を日髙のり子さん、寺村七役を種﨑敦美さん、金剛寺華役をゆかなさん、へびちか先生役を井上喜久子さんが担当。2026年8月3日には、第6話から登場するルゥ・ガルゥ役として永瀬アンナさんの出演も発表されました。

キャラクター 声優 立場・関係
安海相 関根明良 主人公。伊豆王島に暮らす漫画好きの高校1年生
手島零 早見沙織 王島南高校の教師。漫画と深い過去を持つ
藤森心 仁見紗綾 相と漫画制作に関わる高校生
赤福幸 藤村花音 相たちと行動する漫研メンバー
石龍光 水瀬いのり 相たちより漫画制作経験のある人物
ポコ太 日髙のり子 相が愛する作中漫画『ロボ太とポコ太』のキャラクター
寺村七 種﨑敦美 手島の過去ともつながる人物
金剛寺華 ゆかな 漫画編集の世界に関わる人物
へびちか先生 井上喜久子 手島が憧れていたプロ漫画家
ルゥ・ガルゥ 永瀬アンナ 七畳島の同人漫画家。コミティアで安海と出会う

原作は、とよ田みのるさんが小学館「ゲッサン」で連載している同名漫画です。

原作は「マンガ大賞2023」で大賞を受賞し、第70回小学館漫画賞も受賞。アニメ版は赤城博昭さんが監督を務め、アニメーション制作はシンエイ動画が担当しています。

TVアニメは2026年7月3日から毎週金曜23時30分、日本テレビ系「フラアニ」で全国30局ネット放送。AT-Xでは7月10日から毎週金曜22時30分に放送されています。

放送日時は変更される場合があるため、視聴前にはTVアニメ『これ描いて死ね』公式サイトなどの最新情報を確認するのが確実です。

キャストだけを見るとかなり華やかですが、本作の面白さは「有名声優がそろっている」で終わりません。

登場人物ごとに違う“漫画との距離”が、そのまま声の温度差として聞こえてくる。

ここがアニメ版『これ描いて死ね』のキャスティングを語るうえで、かなり重要なポイントだと僕は感じています。


安海相の声優は関根明良|漫画を「読む側」から「描く側」へ

主人公・安海相(やすみ・あい)の声優は関根明良さんです。

相は東京都の島しょ・伊豆王島で暮らす高校1年生。漫画を読むことが大好きで、漫画家・☆野0による『ロボ太とポコ太』を特別な作品として愛しています。

物語開始時点の相は、まだ漫画家でも漫画研究会の熟練者でもありません。

むしろ徹底して「読む側」の人間です。

しかし、ある出来事をきっかけに、漫画は遠い世界のプロだけが作るものではなく、自分も作っていいのだと気付いていきます。

上手だから描き始めるのではなく、好きだから描き始める。

『これ描いて死ね』の主人公を理解するなら、まずここを押さえておきたいです。

相は最初から技術を持った天才として描かれるわけではありません。

頭の中では「絶対これ面白い!」と思っているのに、それを紙へ落とすと何か違う。創作を始めた人間がかなり早い段階で踏む、例の沼です。

関根明良さんの相から感じるのは、そんな技術より先に感情が飛び出してしまう勢いです。

何かを発見したときに声が跳ねる。

漫画の話になると熱量が上がる。

「これを誰かに伝えたい」という感情が、声のテンポそのものを押しているように聞こえます。

関根さんは『ひろがるスカイ!プリキュア』のソラ・ハレワタール/キュアスカイ、『プリンセス・プリンシパル』のプリンセスなどでも知られる声優です。

ただ、相というキャラクターで特に面白いのは、完成されたヒーロー性ではなく、これから創作者になっていく人間の未完成さが必要なところ。

自信はまだ十分じゃない。

技術も追いついていない。

でも「漫画が好き」は全然ブレーキを踏んでくれない。

この感じ、創作経験がある人にはちょっと刺さりすぎるんですよね。

世界で最初に自分の作品を好きになってやれるのは、自分しかいない。

相の声には、その危なっかしいほど真っすぐな「好き」があります。


『これ描いて死ね』先生・手島零の声優は早見沙織

「『これ描いて死ね』の先生の声優は誰?」という疑問への答えは、手島零役の早見沙織さんです。

手島は王島南高校の教師で、主人公・安海相たちの漫画制作に深く関わっていく重要人物です。

序盤では、授業中に漫画を読んでいた相を厳しく指導するなど、漫画に対してかなり冷淡な人物にも見えます。

ところが物語が進むにつれて、その態度は「漫画を知らないから否定している」のではないことが分かってきます。

むしろ逆です。

手島は漫画の楽しさも、描く苦しさも、その世界で傷つくことも知っている。

だから簡単に「好きならやればいい」と言えない。

ここが相との決定的な違いです。

相はまだ漫画の世界の怖さを知らないから全力で飛び込める。

手島は知っているから、一歩引いてしまう。

この二人を関根明良さんと早見沙織さんが演じることで、同じ「漫画が好き」でも声の温度がまるで違って聞こえます。

早見さんは『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャー、『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶなどでも知られていますが、手島では序盤からかなり硬質な芝居が印象的です。

教師として話しているときは、感情を内側へ押し込めるような距離感がある。

それなのに漫画が絡む場面では、その硬さの奥から別の温度がふっと漏れる。

この「全部説明しない声」がめちゃくちゃ効いています。

※画像はAIによるイメージ

2026年8月21日に放送された第7話は、「ロストワールド〜殺すつもりで描こう」

公式に公開されたあらすじでは、コミティアからの帰路、手島が漫研メンバーをかつて漫画家を目指していた自分と重ね、23歳の秋の記憶へ物語が入っていきます。

手島は金剛寺の勧めで、憧れていたへびちか先生のアシスタントを務めることになり、大ヒット漫画『スイートへびいちご』の制作現場へ入ります。

つまり第7話では、「漫画に厳しい高校教師」という現在の姿だけでなく、漫画を仕事にしようとしていた若き日の手島が前面に出るわけです。

前話の第6話でも、コミティア会場を歩く現在の手島が、自分が初めて作品を頒布した日のことを思い出していました。

現在の漫研メンバーは、手島にとってただの教え子ではありません。

昔の自分が、目の前でもう一度漫画を作り始めているようなものなんですよね。

個人的には、『これ描いて死ね』のキャスティングで特に物語構造と噛み合っているのが早見沙織さんの手島だと思っています。

相へ向ける教師としての声。

漫画について触れられたときの声。

自分の過去へ引き戻されたときの声。

感情を全部言葉にしないキャラクターだからこそ、わずかな声色の差がドラマになる。

相が感情を外へ飛ばす主人公なら、手島は感情を内側へ封印している大人。

この対比が、アニメ版では耳からはっきり入ってきます。


漫研メンバーの声優は仁見紗綾・藤村花音・水瀬いのり

王島南高校で相と漫画制作に関わる主要人物として、藤森心、赤福幸、石龍光が登場します。

声優はそれぞれ、藤森心役が仁見紗綾さん、赤福幸役が藤村花音さん、石龍光役が水瀬いのりさんです。

藤森心役は仁見紗綾

藤森心役は仁見紗綾さんです。

心は、漫画への勢いが先行する相とは違い、絵を描く力を持ちながらも、人とのコミュニケーションには慎重な人物です。

この組み合わせが面白い。

相には「描きたい」がある。

心には、相とは違う形の表現力がある。

だから二人が関わると、『これ描いて死ね』は単なる「主人公が練習して一人で漫画家になる話」ではなくなっていきます。

漫画には物語を考える力も必要です。

絵を描く力も必要。

誰かの作品を読んで感想を返す力もいる。

完成させる力、他人へ見せる力もいる。

“漫画を描ける才能”は、一種類ではない。

心の存在は、この作品の創作観をかなり分かりやすくしていると思います。

赤福幸役は藤村花音

赤福幸役は藤村花音さんです。

赤福は、相や藤森と行動しながら、漫画を描く技術だけではない角度から漫研へ関わっていく人物です。

創作ものでは、どうしてもペンを持つ人物ばかりが重要に見えがちです。

でも漫画は、描いて完成ではありません。

読まれる。

感想を持たれる。

「ここ好き」「ここ分からない」と返される。

その瞬間に初めて、作品は作者の頭の中から他人の世界へ移動します。

赤福のようなキャラクターがいることで、『これ描いて死ね』は「絵が上手い人間だけが漫画の世界に参加できる」という物語にならない。

漫画を愛する方法には、いろいろある。

この作品の優しさは、そこにもあります。

石龍光役は水瀬いのり

石龍光役は水瀬いのりさんです。

石龍は、相たちより先に漫画制作を経験している人物として登場します。

第5話では石龍の助言もあり、漫研メンバーがコミティア参加へ向かう流れが生まれました。

漫画を描くだけなら、自分たちだけで完結できます。

でもコミティアへ持っていけば事情が変わる。

本にする。

頒布する。

知らない人の手に渡る。

反応がないこともある。

自分より圧倒的に上手い作品とも出会う。

石龍は、相たちより少し先に「漫画を外の世界へ出した後に起こること」を知っている人物なんですよね。

水瀬いのりさんは『五等分の花嫁』の中野五月、『ご注文はうさぎですか?』のチノなど多数の作品で知られています。

相たち初心者組に対して、経験者である石龍には迷いの少なさや芯がある。

単なるライバルというより、創作を続けた先に見える景色を一足先に見せる役だと考えると、立ち位置がかなり分かりやすくなります。


ポコ太・寺村七・金剛寺華・へびちか先生の声優は誰?

『これ描いて死ね』には、王島南高校の生徒だけでなく、相や手島と漫画を結びつける重要キャラクターが登場します。

ポコ太役は日髙のり子さん、寺村七役は種﨑敦美さん、金剛寺華役はゆかなさん、へびちか先生役は井上喜久子さんです。

ポコ太の声優は日髙のり子

ポコ太役は日髙のり子さんです。

ポコ太は、相が愛読する漫画『ロボ太とポコ太』の登場キャラクター。

相にとって単なる「好きな漫画のキャラ」で終わらず、彼女の心の中に強く残り続けている存在として描かれます。

ここ、アニメ化でかなり面白くなった部分です。

漫画を読んでいるとき、キャラクターの声は基本的に読者の頭の中で鳴ります。

それがアニメになると、本当に声がつく。

しかもポコ太を演じるのは、日髙のり子さんです。

日髙さんは『タッチ』の浅倉南、『となりのトトロ』の草壁サツキなど、長年にわたって多くの作品で親しまれてきました。

もちろん、声優本人の経歴とポコ太というキャラクターを単純に重ねることはできません。

ただ、僕はこのキャスティングから、「昔好きだった作品の声が、今も心の中で聞こえてくる」感覚を強く受けました。

子どもの頃に読んだ漫画の台詞。

昔見たアニメの場面。

人生のどこかで突然よみがえって、「あのキャラならどうするかな」と背中を押してくることがある。

フィクションなのに、受け取ったものだけは現実に残るんですよね。

ポコ太は、相にとってその象徴のような存在です。

寺村七の声優は種﨑敦美

寺村七役は種﨑敦美さんです。

寺村は、相が通う漫画専門の貸本店に関わり、手島の過去ともつながっていく人物です。

現在の手島だけを見れば、「漫画に冷たい教師」にも見える。

しかし寺村たち、過去の手島を知る人物が登場することで、その印象は変わっていきます。

手島にも漫画へ夢中だった時期があった。

漫画家を目指していた時間があった。

その過去を知る人間がいる。

寺村は、現在と過去の手島をつなぐ存在の一人です。

種﨑敦美さんは『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー、『葬送のフリーレン』のフリーレンなど、幅広い役を演じてきた声優。

『これ描いて死ね』では、主人公へ正面から答えを与える先生ではなく、大人側の人間関係から手島の輪郭を浮かび上がらせる役どころに注目です。

金剛寺華の声優はゆかな

金剛寺華役はゆかなさんです。

金剛寺は漫画編集の世界に関わる人物で、手島が漫画家を目指していた時代を理解するうえで重要な存在です。

第7話の公式あらすじでは、23歳の手島が金剛寺の勧めを受け、憧れのへびちか先生のアシスタントを務めることになります。

ここから見えてくるのは、学校の漫画研究会とはまったく違う漫画の世界です。

趣味として描く。

友達同士で読ませ合う。

同人誌を頒布する。

そして、商業作品の現場へ入る。

同じ「漫画を描く」でも、環境が変われば意味は変わります。

金剛寺が物語へ入ることで、『これ描いて死ね』は高校生の部活ものから、漫画を仕事にする人々の物語へ視野を広げていきます。

へびちか先生の声優は井上喜久子

へびちか先生役は井上喜久子さんです。

へびちか先生は、若き日の手島が憧れていたプロ漫画家。

第7話では、手島がへびちか先生のアシスタントとして、大ヒット漫画『スイートへびいちご』の制作に参加した過去が描かれます。

これは現在の手島を理解するうえでかなり重要です。

彼女は漫画の外側から「あんなものやめておけ」と言っている人ではありません。

中へ入った。

憧れた。

仕事として漫画を作る現場まで経験した。

だからこそ、その後の手島がなぜ漫画から距離を置くようになったのかが重くなる。

『これ描いて死ね』が面白いのは、創作を「好きなら全部うまくいくよ!」とだけ描かないところです。

好きだからこそ傷つくこともある。

憧れた世界へ入ったからこそ見えてしまう現実もある。

それでも、好きだった時間そのものまで消えるわけではない。

手島とへびちか先生の関係は、その厄介な感情を描くうえで重要な線になっています。


ルゥ・ガルゥの声優は永瀬アンナ|第6話で登場した追加キャスト

ルゥ・ガルゥ役は永瀬アンナさんです。

ルゥ役の追加キャスト情報は2026年8月3日に発表され、第6話「コミティア〜もっと面白い漫画を描こう!」で登場しました。

公式発表では、ルゥ・ガルゥは七畳島の同人漫画家で、コミティアで安海と出会う人物として紹介されています。

この時点で重要なのは、公式に確認できる範囲以上の年齢や経歴を断定しないこと。

声優・キャスト記事では役名だけでなくキャラクター情報も検索されやすいですが、情報が出ていない部分まで埋めると、便利さより信頼性を失ってしまいます。

第6話では王島南高校漫研のメンバーが初めてコミティアへ参加。

安海と藤森は自分たちのブースで作品を頒布し、手島と赤福は会場を回ります。

なかなか作品が手に取られず焦る安海と藤森。

一方の手島は、会場の景色から自分が初めて作品を頒布した日の記憶を呼び起こします。

※画像はAIによるイメージ

ここにルゥが登場する意味はかなり大きいです。

それまでの相にとって漫画制作の世界は、学校や自分の友人たちを中心に広がっていました。

コミティアへ行けば、その常識が一気に壊れる。

自分たち以外にも、山ほど描いている人がいる。

知らない誰かが作った本が並んでいる。

売れている人もいれば、手に取ってもらえない人もいる。

そして、自分とはまったく違う環境で漫画を描いているルゥのような人物とも出会う。

漫画を描き始めた次の段階は、“他の描き手と出会うこと”なんですよね。

これが相の世界を一段広げます。

作品を一本完成させればゴールではない。

他人の漫画を見ると、「もっと面白いものを描きたい」が始まってしまう。

創作、終わらない。

むしろ一本完成したところから第二ラウンド開始です。業が深い。

第6話のタイトルが「もっと面白い漫画を描こう!」なのも、その意味では非常に象徴的だと感じます。


『これ描いて死ね』の声優キャスティングが物語と噛み合う理由

ここからは筆者としての考察です。

『これ描いて死ね』の声優キャストで僕が特に面白いと思うのは、キャラクターごとに違う「漫画との距離」を、声の方向性まで変えて表現できる配置になっていることです。

安海相は、漫画への感情が外へ向かっています。

好き。

描きたい。

見せたい。

もっと面白くしたい。

関根明良さんの芝居には、その感情が先へ先へ飛んでいく勢いがある。

一方、手島零は逆です。

漫画に対して何も感じていないのではなく、感じすぎた結果、それを内側へしまっている。

だから早見沙織さんの手島は、相と比べて声のブレーキが強く聞こえます。

この差が重要です。

最初の二人は、経験値だけを見れば「先生と生徒」。

普通なら、経験豊富な大人が初心者を導く構図になります。

でも『これ描いて死ね』は、それだけでは終わらない。

漫画の怖さを知らない相は、怖さを知って立ち止まった手島にはできない走り方をする。

そして、その無鉄砲な「好き」が手島の中で止まっていた感情まで揺らし始める。

初心者だから教わるだけではなく、初心者にしか動かせない経験者がいる。

僕はこれが、本作のかなり強いところだと思っています。

そしてアニメ版では、その反転が声として聞こえる。

相が漫画の話をすると声が前へ出る。

手島は漫画の話になるほど、むしろ声の奥に何かを隠す。

物語が進んで手島の過去が明らかになってから序盤を見直すと、同じ台詞でも聞こえ方が変わってくるはずです。

さらにポコ太という存在も面白い。

日髙のり子さんの声がつくことで、相が昔の漫画から受け取った感情が、本当に現在へ話しかけてくるようになる。

漫画という静止画のメディアを題材にした作品をアニメ化する意味は何か。

その一つの答えが、この「昔、頭の中で聞こえていた声が本当に音になること」なのかもしれません。

声優陣の名前だけを見れば豪華です。

でも本作の場合、それ以上に大事なのは、

  • 相=これから描き始める人
  • 手島=一度、漫画の世界で傷ついた人
  • 石龍=先に外の世界へ出ている人
  • ルゥ=学校の外で漫画を描いている人
  • 金剛寺=編集側から漫画に関わる人
  • へびちか先生=プロとして描く人
  • ポコ太=読者の中に残り続ける漫画のキャラクター

と、「漫画が好き」を複数の立場へ分解していることです。

読む。

描く。

人に見せる。

頒布する。

仕事にする。

一度離れる。

それでも心の中に残っている。

『これ描いて死ね』は、全部ひっくるめて「漫画との関係」として描いている。

だから声優も、全員が同じ方向へ熱演するだけでは成立しません。

好きで叫ぶ声と、好きだから黙ってしまう声の両方が必要な作品です。

そこまで含めて、僕はこのキャスティングがかなり作品と噛み合っていると感じています。


『これ描いて死ね』アニメの作品・放送情報

アニメ『これ描いて死ね』は、2026年7月3日から日本テレビ系「フラアニ」で放送中です。

基本情報を整理すると、以下の通りです。

  • 原作:とよ田みのる『これ描いて死ね』
  • 掲載:小学館「ゲッサン」
  • 監督:赤城博昭
  • シリーズ構成:福田裕子
  • キャラクターデザイン:瀬川健寿
  • 音楽:堤博明
  • アニメーション制作:シンエイ動画
  • 製作:王島南高校漫研
  • 日本テレビ系:2026年7月3日より毎週金曜23時30分
  • AT-X:2026年7月10日より毎週金曜22時30分

原作は「マンガ大賞2023」大賞、第70回小学館漫画賞を受賞しています。

作品の舞台は東京都の島しょ・伊豆王島。

高校1年生の安海相が、漫画を読むだけだった自分から、漫画を作る側へ踏み出していく漫画創作青春物語です。

公式サイトでは、第6話「コミティア〜もっと面白い漫画を描こう!」までのストーリー情報や主要キャスト、スタッフが掲載されています。

2026年8月24日時点では、第7話「ロストワールド〜殺すつもりで描こう」まで放送済み。

第7話は2026年8月21日に放送され、手島零が23歳だった頃の漫画家志望時代と、へびちか先生のアシスタントを経験した過去へ物語が踏み込んでいます。

ここから先は、相の漫画制作だけでなく、手島が過去の創作経験とどう向き合っていくのかも大きな見どころになりそうです。

個人的には、新キャラクターが何人追加されるか以上に、相と手島の声の距離が今後どう変化するかを追いたいところ。

最初は漫画への向き合い方が正反対だった二人です。

相は漫画を描くほど、楽しいだけではない現実を知っていく。

手島は相たちを見るほど、自分が閉じ込めていた「漫画が好きだった自分」を無視できなくなっていく。

二人の立ち位置が少しずつ接近していくなら、関根明良さんと早見沙織さんの芝居にも変化が現れるはずです。

声優記事として追いかけるなら、そこはかなりおいしいポイントだと思います。


まとめ|『これ描いて死ね』先生役は早見沙織、主人公は関根明良

アニメ『これ描いて死ね』の主人公・安海相役は関根明良さん、先生・手島零役は早見沙織さんです。

藤森心役を仁見紗綾さん、赤福幸役を藤村花音さん、石龍光役を水瀬いのりさんが担当しています。

さらに、ポコ太役は日髙のり子さん、寺村七役は種﨑敦美さん、金剛寺華役はゆかなさん、へびちか先生役は井上喜久子さん。

2026年8月3日に追加キャストとして発表されたルゥ・ガルゥ役は永瀬アンナさんです。

『これ描いて死ね』は、単純に「高校生が漫画家を目指す作品」ではありません。

漫画を読む人。

初めて描く人。

先に描いている人。

同人誌を作る人。

編集する人。

プロとして仕事にする人。

そして、一度漫画から離れた人。

それぞれ違う立場から、「漫画が好き」という一つの感情を描いています。

だから声優キャストを見るときも、知名度や豪華さだけでなく、その声がキャラクターと漫画との距離をどう表しているかに耳を傾けてみてください。

関根明良さん演じる相の、好きが抑えきれず前へ出る声。

早見沙織さん演じる手島の、好きだったからこそ感情を閉じ込めている声。

その間に、心、赤福、石龍、ポコ太、ルゥ、漫画家や編集者たちの声が加わっていく。

原作では読者の頭の中にあった「漫画への感情」が、アニメでは本当に音になる。

漫画について描いた漫画をアニメにする意味は何なのか。

僕は、その答えのかなり大きな部分が、この声優陣の芝居の中にあると感じています。


よくある質問

『これ描いて死ね』の先生・手島零の声優は誰?

手島零役は早見沙織さんです。

王島南高校の教師で、主人公・安海相たちの漫画制作に関わる重要人物。物語が進むと、手島自身が漫画家を目指していた過去も明らかになっていきます。

『これ描いて死ね』主人公・安海相の声優は誰?

安海相役は関根明良さんです。

伊豆王島に暮らす高校1年生で、漫画を読むことが大好きな少女。ある出来事をきっかけに、漫画を「読む側」から「作る側」へ踏み出します。

『これ描いて死ね』ポコ太とルゥ・ガルゥの声優は誰?

ポコ太役は日髙のり子さん、ルゥ・ガルゥ役は永瀬アンナさんです。

ポコ太は相が愛する『ロボ太とポコ太』のキャラクター。ルゥ・ガルゥは七畳島の同人漫画家で、第6話のコミティアで安海と出会います。

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