『クレバテス』声優一覧|豪華キャストと主要キャラの配役まとめ

アリシアとクレバテス、クレン、ルナを中心に第1期と第2期の主要キャラクターが並ぶイメージ 声優
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『クレバテス』の主要声優は、中村悠一・白石晴香・田村睦心・会沢紗弥。第2期では黒田崇矢・潘めぐみ・杉田智和ら新キャストも加わっています。

2025年放送の第1期『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』から、2026年7月8日に放送開始した第2期『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』まで、主要キャラクターの声優と追加キャスト、発表時期を整理します。2026年9月2日時点の第2期公式サイトにも主要キャスト18人が掲載されています。

『クレバテス』の声優一覧は?第1期・第2期キャストを確認

『クレバテス』で物語の中心を担うのは、アリシア役の白石晴香、クレン役の田村睦心、クレバテス役の中村悠一、ルナ役の会沢紗弥です。

第2期では、別の魔獣王や神学校ソルセインの人物が本格的に加わり、黒田崇矢、潘めぐみ、杉田智和、梅田修一朗、菊池ゆりな、橘龍丸らまでキャストが拡大しました。

主要キャストを一覧にすると、次の通りです。

キャラクター 声優 主な登場
アリシア 白石晴香 第1期・第2期
クレン 田村睦心 第1期・第2期
クレバテス 中村悠一 第1期・第2期
ルナ 会沢紗弥 第1期・第2期
ナイエ 黒沢ともよ 第1期・第2期
ロッド 関智一 第1期・第2期
ヴォーデイン 黒田崇矢 第2期
ザフティエ 潘めぐみ 第2期
ラスウェル 杉田智和 第2期
レイ 梅田修一朗 第2期
メリーメリー 菊池ゆりな 第2期
アンドリュー 橘龍丸 第2期
ティゲル 鈴木崚汰 第2期
リオン 峯田大夢 第2期
サラサ 久野美咲 第2期
エディソン 西山宏太朗 第2期
ミレア 関根明良 第2期
ローメイン 佐野史郎 第2期

第2期公式サイトでは、上記18人がキャスト欄に掲載されています。ヴォーデイン、ザフティエ、ラスウェルだけでなく、ソルセイン周辺の人物まで一気に増えているのが特徴です。

第1期にはこのほか、ネル/ネルル役の悠木碧、ドレル役の安元洋貴、メイナード役の重松千晴、ハイデン王役の橋爪淳、ブロコ役の千葉繁、ステファン役の宮野真守、ミルロ役の小野友樹、ホルガス役の三宅健太、カッツ役の内田雄馬、ムド役の阿座上洋平、ミナーク役の土屋神葉らも出演しています。

名前を並べるだけでも、まあ強い。

ただ、『クレバテス』のキャストで個人的に面白いのは、「有名声優を何人集めたか」ではなく、人間・勇者・王・魔獣王という異なる立場を、声でも判別しやすくしていることです。

固有名詞が多いファンタジーは、キャラクターが増えるほど「この人誰だっけ?」が発生しやすいジャンル。

『クレバテス』では声質や芝居のテンポまで含めて人物を交通整理しているように聞こえます。この“耳で分かる人物相関図”が、キャスト設計の隠れた強みだと感じています。


クレバテス・アリシア・クレン・ルナの声優は誰?

物語の軸となる4人は、クレバテス=中村悠一、アリシア=白石晴香、クレン=田村睦心、ルナ=会沢紗弥です。

この4人の配役を押さえておくと、第1期から第2期へ続く『クレバテス』の物語構造もかなり追いやすくなります。第1期公式サイトでも4人は主要キャストとして掲載されています。

クレバテス役は中村悠一

魔獣王クレバテス役は中村悠一です。

クレバテスは人属の勇者たちから討伐を仕掛けられたことをきっかけに人間社会へ関わり、赤子ルナとの出会いを経て、人間という存在そのものを観察していくことになります。

中村悠一は第1期公式コメントで、原作について単純な展開にならず、伏線を含む緻密なドラマが魅力だと捉え、その中で重要人物であるクレバテスをどう演じるか楽しみだと語っています。

クレバテスの芝居で重要なのは、「最初から人間と同じ感情で動くキャラクターではない」という点でしょう。

怒る、喜ぶ、悲しむ――という感情を分かりやすく出すより、人間を見る目線がほんの少し変化したことを声で感じさせる。その微妙な温度差がキャラクターの成長そのものになります。

個人的には、中村悠一の“感情を乗せすぎない余白”がかなり効いている役だと思います。

魔獣王が急に気のいいお兄さんになったら全部違うんですよね。

人間に寄り添うのではなく、「人間という生き物への認識だけが少しずつ更新されていく」。その絶妙な距離がクレバテスらしさになっています。

アリシア役は白石晴香

勇者アリシア役は白石晴香です。

幼い頃から勇者に憧れ、ハイデン王に選ばれた13人の勇者の一人となったアリシアは、クレバテス討伐へ向かったことから想像もしなかった運命へ巻き込まれていきます。

白石晴香は公式コメントで、原作の画力や先の読めない物語に引き込まれたとし、芯が強くたくましいアリシアを演じたいと述べています。

アリシアは戦えるキャラクターですが、単純な「強い勇者」ではありません。

怒り、戸惑い、責任感、優しさをかなり人間らしく表へ出すため、視聴者にとっては超越者であるクレバテスと世界をつなぐ感情の窓口にもなっています。

第2期では、アリシアが「アリッサ」と名を変え、クレンとともに神学校ソルセインへ潜入します。

公式の第2幕ストーリーでは、クレンとアリッサが5年の生徒として魔術実習を受ける展開が明記されています。

剣を手に戦場を駆けていた人物が、今度は正体を隠しながら学校へ潜り込む。

同じ白石晴香の声でも、置かれる場所が変われば芝居の意味まで変わる。この“環境で聞こえ方が変わるアリシア”は、第2期の注目ポイントです。

クレン役は田村睦心

クレン役は田村睦心です。

そして『クレバテス』のキャスティングを考えるうえで、個人的に最も面白いのがこの役。

クレバテスとクレンは物語上で密接な関係を持ちながら、アニメではクレバテスを中村悠一、クレンを田村睦心という別キャストで表現しています

田村睦心は公式コメントで、クレンについて、人間を虫を見るような目線で捉える上位の存在で、感情がなかなか動かないため、その話し方を表現するのが難しかったと説明しています。

この話、キャスティングを理解するうえでかなり重要です。

クレンは人間の姿をしている。

でも内面まで普通の人間になったわけではない。

だから見た目と声だけを完全に「普通の青年」に寄せてしまえば、クレンの異質さが消えてしまいます。

田村睦心の芝居には、人間の姿なのに人間社会と微妙に噛み合わない温度がある。

言い換えるなら、声そのものが人間社会へ紛れ込むための仮面になっているわけです。

クレバテスと同じ声優が声色を変える方法ではなく、別の声優を立てたことで「姿が変われば世界との距離まで変わる」という設定が耳からも伝わる。

この設計、めちゃくちゃアニメ向きです。

ルナ役は会沢紗弥

赤子ルナ役は会沢紗弥です。

ルナは第1期タイトル『魔獣の王と赤子と屍の勇者』にも含まれる「赤子」であり、クレバテスとアリシアたちを結びつける物語上の重要人物です。

会沢紗弥は公式コメントで、役作りのため実際に赤ちゃんに多く触れるところから始めたと説明。

さらに、殺伐とした世界観に合うリアルさと、アニメのキャラクターとしての可愛らしさをどう両立させるか、監督と相談しながら演技を調整したと明かしています。

ここ、声優記事としてかなり面白いポイントなんですよ。

ルナだけ極端にデフォルメされた「かわいい赤ちゃんボイス」になれば、作品のシリアスな空気から浮いてしまう。

一方でリアルさだけを追えば、視聴者が物語の中心人物として愛着を持つためのキャラクター性が薄くなる。

その中間地点を音で探しているわけです。

ルナは小さい。

でも物語を動かす重力は、とんでもなく大きい。

クレバテスとアリシアという、本来なら同じ方向を向きそうにない二者を結びつける存在だからこそ、赤子の声も単なる“かわいい要員”ではなく作品全体の温度を調整しています。

※画像はAIによるイメージ

第1期『クレバテス』の追加声優は?発表時期も整理

第1期では、放送前に複数回に分けてキャスト情報が拡充されました。

ここは現在の記事で混同しやすい部分なので、日付を分けて確認しておくのが安全です。

まず2025年3月22日には、ハイデン王役の橋爪淳、ステファン役の宮野真守、ミルロ役の小野友樹、ホルガス役の三宅健太、カッツ役の内田雄馬、ムド役の阿座上洋平、ミナーク役の土屋神葉らのキャストコメントが公式サイトで公開されています。

一方、ネル/ネルル役の悠木碧、ブロコ役の千葉繁、ドレル役の安元洋貴、メイナード役の重松千晴、ナイエ役の黒沢ともよ、ロッド役の関智一、マルゴ役の田中美央らのキャストコメントは2025年6月10日に公開されています。

つまり、「第1期の追加キャストが2025年3月22日にすべて一括発表された」と整理してしまうのは正確ではありません。

3月22日と6月10日など、複数のタイミングでキャスト情報が広がっていったと見るのが適切です。

また2025年3月22日には、東京ビッグサイトのAnimeJapan 2025・KADOKAWAブースで『クレバテス』のステージも実施されました。

事前告知で案内されていた出演者は、アリシア役の白石晴香、クレン役の田村睦心、田口清隆監督。開催時間は11時20分から11時50分でした。

ただし、公式情報から確実に言えるのは「同日にステージが開催された」「公式サイトでキャスト関連情報が公開された」というところまで。

追加キャスト全員がAnimeJapanのステージ上でまとめて発表された、と断定するのは避けた方が信頼性は高いでしょう。

こういう地味な切り分け、SEO記事ではけっこう大事です。

名前が合っていても、「いつ」「どこで」「どう発表されたか」がズレると、記事全体の信頼感がじわっと落ちるんですよね。

ネル/ネルル役は悠木碧

ネル/ネルル役は悠木碧です。

悠木碧は公式コメントで、ネル/ネルルを健気で優しく、愛にあふれた人物と捉え、その愛情を嘘なく表現する難しさについて触れています。

この役で印象的なのは、派手な声の強さよりも、人物がそれまで生きてきた時間をどう声の奥へ残すかという部分。

『クレバテス』は荒々しい世界ですが、その世界でなお誰かを思いやれる人物がいることで、殺伐さが単調になりません。

悠木碧の芝居は、作品の中で「強さとは別の生存力」を担っているように感じます。

ドレル役は安元洋貴

ドレル役は安元洋貴です。

安元洋貴は公式コメントで、ドレルについて重さ、暗さ、強さ、冷たさを持つ男だと説明しつつ、「なぜ現在の彼になったのか」という背景まで見てほしいという趣旨のコメントをしています。

単純な低音の強敵として処理するのではなく、その人物が現在の価値観へ至った過程まで背負わせる。

敵役に人生が見えると、物語の景色は一気に立体的になります。

個人的には、『クレバテス』がファンタジーなのに人物関係が妙に生々しく感じられる理由の一つが、こうした敵側の芝居にあると思っています。

ハイデン王や13人の勇者にも実力派

ハイデン王役は橋爪淳

さらにステファン役の宮野真守、ミルロ役の小野友樹、ホルガス役の三宅健太、カッツ役の内田雄馬、ムド役の阿座上洋平、ミナーク役の土屋神葉らが出演しています。

ブロコ役には千葉繁、ロッド役には関智一と、登場時間の長さだけでは語れない濃いキャストも配置されています。

ここまで来ると「豪華声優陣」という言葉自体は間違っていません。

ただ筆者としては、知名度の高さ以上に、短時間でも人物像を一発で成立させられる声優を脇へ置いていることを評価したいです。

ファンタジーでは、国名、役職、勇者、至宝、敵勢力と説明するものが多い。

全員について長い紹介シーンを作れば、物語のテンポは当然落ちます。

そこで声を聞いた瞬間に「この人物は権威を持っている」「危険だ」「軽妙だ」「何か抱えている」と感じられれば、説明台詞を増やさなくても人物が立つ。

声優の力が、そのまま物語の省エネ設計になっているんです。


『クレバテスⅡ』第2期の新声優・追加キャストは誰?

第2期『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』では、ヴォーデイン役の黒田崇矢、ザフティエ役の潘めぐみ、ラスウェル役の杉田智和が主要キャストとして新たに加わっています。

神学校ソルセイン周辺でも、レイ役の梅田修一朗、メリーメリー役の菊池ゆりな、アンドリュー役の橘龍丸、ティゲル役の鈴木崚汰、リオン役の峯田大夢、サラサ役の久野美咲、エディソン役の西山宏太朗、ミレア役の関根明良、ローメイン役の佐野史郎が参加しています。

2026年6月9日には、第2期公式サイトで「追加キャスト&コメント」が公開され、同日にPV第3弾、第2期イントロダクション、第1期ダイジェスト映像も公開されました。

PV第3弾でも主要キャストがまとめて案内され、第2期は2026年7月8日から全27局で放送開始と告知されています。

第2期の追加キャストは、単純に登場人物が増えたから人数を足した、という話ではありません。

舞台が神学校ソルセインへ移り、新たな学生や各国の関係者、さらに魔獣王クラスの存在が物語へ入ってくる。

つまりキャストの拡張そのものが、『クレバテス』の世界が広がった証拠になっています。

ヴォーデイン役は黒田崇矢

ヴォーデイン役は黒田崇矢です。

クレバテスを中村悠一が演じる一方、別の強大な存在であるヴォーデインに黒田崇矢を配置。

この並び、低音だけで床の耐震強度を確認したくなるレベルですが、単なる“強そうな声対決”ではありません。

強者が複数登場する作品で、全員を同じ種類の威圧的な低音にすると、むしろキャラクター同士の違いが消えてしまいます。

声の響き、テンポ、言葉の置き方が異なるキャストを立てることで、「同じように強大でも思想や立場はまったく違う」と感じさせられる。

第2期の魔獣王周辺は、この“強者の声を被らせない設計”がかなり重要になってきます。

ザフティエ役は潘めぐみ

ザフティエ役は潘めぐみです。

中村悠一、黒田崇矢、杉田智和といった声が並ぶ中で、潘めぐみという別方向の存在感を持つ声を置いたことで、「魔獣王」というカテゴリーそのものが一種類のイメージに固定されません。

これ、世界観づくりとしてかなり大事です。

魔獣王だから全員が同じ威圧感を持つのではなく、それぞれが独立した人格と空気を持っている。

設定資料を開かなくても、声を聞けば「クレバテスとは違う存在だ」と分かる。

キャラクターが増える第2期ほど、この聞き分けやすさが効いてきます。

ラスウェル役は杉田智和

ラスウェル役は杉田智和です。

クレバテス役の中村悠一と杉田智和が同じ作品に主要キャストとして並ぶ点は、声優ファンなら反応したくなるところでしょう。

ただ、作品構造として重要なのはそこだけではありません。

第2期の副題は「魔獣の王と偽りの勇者伝承」。

物語のスケールが単純な戦闘から、魔獣王という存在そのものや「勇者」という歴史・伝承へ広がるほど、各人物が何を知り、何を信じ、何を語るかが重要になります。

説明量が増える場面でも、声の個性がはっきりしていれば「今、誰の立場から世界を見ているのか」を見失いにくい。

筆者としては、第2期のキャスティングは「豪華に見せるための追加」というより、複雑になる世界設定を耳から整理するための配役として見るとかなり面白いと思います。


神学校ソルセインの声優は?レイ・メリーメリー・アンドリューを整理

第2期の主要舞台となる神学校ソルセインでは、レイ役を梅田修一朗、メリーメリー役を菊池ゆりな、アンドリュー役を橘龍丸が担当しています。

第2幕「もう一つの世界」の公式ストーリーでは、クレンと「アリッサ」と名を変えたアリシアが神学校ソルセインへ潜入。

5年の生徒として魔術実習を受ける中、学年トップ3としてレイ、メリーメリー、アンドリューが登場することが明記されています。

なお、2026年6月17日の公式ニュース一覧ではキャラクタービジュアルの告知タイトルが「レイ、メアリー、アンドリュー」と表記されていますが、第2期公式サイトのキャスト欄と第2幕ストーリー本文では「メリーメリー」表記です。

声優一覧としてキャラクター名を書く場合は、現在の公式キャスト欄に合わせて「メリーメリー」とするのが分かりやすいでしょう。

こういう表記揺れまで拾っておくと、「メアリーとメリーメリーは別人?」と検索した読者も迷いにくくなります。

レイ役は梅田修一朗

レイ役は梅田修一朗です。

公式ストーリーでは、神学校ソルセイン5年の学年トップ3の一人として登場しています。

第1期は、戦場や旅の途中で次々と人物に出会う構成が中心でした。

第2期では学校という一つの場所に複数の人物が集まり、同年代同士の会話や序列、日常的な距離感が増えていきます。

そのため声優にも、敵味方が明確な戦闘シーンとは違う“集団の中で人物を立たせる芝居”が必要になります。

この舞台変更が、声の聞こえ方まで変えているんですよね。

メリーメリー役は菊池ゆりな

メリーメリー役は菊池ゆりなです。

レイ、アンドリューとともに、ソルセインの学年トップ3として登場します。

ソルセイン編の面白さは、剣と魔獣を中心に動いてきた世界へ「魔術を学ぶ学校」という新しいルールが入ってくること。

強いか弱いかだけではなく、授業、成績、学生同士の関係性まで人物評価の軸になります。

キャストが増えたというより、アニメの会話劇そのものの種類が増えたと考えた方が近いでしょう。

アンドリュー役は橘龍丸

アンドリュー役は橘龍丸です。

アンドリューも学年トップ3の一人として、第2幕公式ストーリーに名前が登場しています。

さらに第2期公式キャストには、ティゲル役の鈴木崚汰、リオン役の峯田大夢、サラサ役の久野美咲、エディソン役の西山宏太朗、ミレア役の関根明良、ローメイン役の佐野史郎も掲載されています。

第1期が「旅をしながら世界の広さを知る物語」だったとすれば、第2期は「一つの場所に人間関係と秘密が集まってくる物語」へモードが変わったように見えます。

キャスト人数の増加は、その変化をかなり分かりやすく示しています。


『クレバテス』の声優が豪華な理由を考察

『クレバテス』のキャストを見て、「中村悠一、悠木碧、宮野真守、杉田智和まで出ている。豪華!」で終わらせるのは、ちょっともったいない。

筆者としては、この作品は声優の知名度より“どの声を、どの立場へ置くか”が面白いアニメだと考えています。

最も象徴的なのが、クレバテス役の中村悠一とクレン役の田村睦心です。

物語上で深く結びついた存在を別キャストで聞かせることで、人間の姿になった瞬間、画面だけでなく音まで切り替わります。

それでも田村睦心の芝居からは、「見た目は人間なのに完全には人間ではない」というズレが消えない。

このズレが、説明台詞以上にクレンの異質さを伝えてくれます。

そして制作面でも注目したいのが、田口清隆が監督と音響監督を兼任していることです。

第1期、第2期ともに公式スタッフ欄で、監督と音響監督の両方に田口清隆の名前が掲載されています。アニメーション制作はLay-duceです。

田口監督は第1期公式コメントで、初のアニメ監督として制作工程の違いを楽しみつつ、実写演出を応用できる部分は取り入れながら制作していると説明しています。

ロッド役の関智一も、田口監督のアニメ作品への参加に触れ、「アニメと特撮の融合」への期待をコメントしています。

この制作背景を知ると、『クレバテス』の声の置き方がさらに面白く見えてきます。

巨大な魔獣と小さな人間。

戦場と日常。

恐怖と、時折差し込む妙なユーモア。

画面のスケールが激しく変わる作品では、映像だけでなく音にも「今、その人物がどれほど遠い存在なのか」を伝える役割があります。

クレバテスの声には巨大な存在としての余裕がある。

人の姿を取ったクレンには、別の距離感がある。

ルナの声は、殺伐とした世界へ生命そのものの柔らかさを持ち込む。

アリシアは、魔獣王のような超越者ではなく、人間の感情を視聴者側へつなぎ止める。

個別の声優名だけを見るより、作品全体を「声の配置図」として見るとキャスティングの狙いが見えてくるんです。

第2期ではそこへヴォーデイン=黒田崇矢、ザフティエ=潘めぐみ、ラスウェル=杉田智和が加わりました。

キャラクターが増えれば、当然ながら視聴者が覚える情報も増えます。

ところが声の方向性が大きく異なっていれば、人物名を完全に覚えていなくても「あの立場の人物だ」と耳で追える。

これ、地味だけどかなり大きい。

豪華キャストは宣伝材料にもなりますが、『クレバテス』では豪華さがそのまま物語の“聞きやすさ”につながっています。

キャスト表が名札ではなく、地図になっている。

筆者としては、そこが『クレバテス』声優陣の一番面白いところだと思います。


まとめ|『クレバテス』声優は第1期から第2期まで実力派が集結

『クレバテス』の主要声優は、クレバテス役の中村悠一、アリシア役の白石晴香、クレン役の田村睦心、ルナ役の会沢紗弥です。

第1期には悠木碧、安元洋貴、黒沢ともよ、関智一、橋爪淳、千葉繁、宮野真守、小野友樹、三宅健太、内田雄馬、阿座上洋平、土屋神葉らも出演しました。キャスト関連情報は2025年3月22日や6月10日など複数のタイミングで公式公開されています。

2026年7月8日に全27局で放送開始した第2期『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』では、黒田崇矢、潘めぐみ、杉田智和、梅田修一朗、菊池ゆりな、橘龍丸らが追加。

神学校ソルセインや新たな魔獣王をめぐる物語の拡大に合わせて、キャスト陣も大幅に広がりました。

2026年8月28日には公式サイトで第9幕のストーリー公開と放送時間変更のお知らせが更新され、8月21日にはBlu-ray BOX購入特典②も公開されています。

2026年9月2日時点でも、第2期は放送展開中です。

声優一覧だけを見ても、確かに豪華。

ただ筆者として特に注目したいのは、クレバテスとクレンを別キャストで表現するように、声そのものがキャラクターの立場や世界観を説明する装置になっていることです。

誰が出演しているのかを確認したあと、「なぜこの声が、この人物に置かれたのか」まで意識して聞いてみてください。

同じシーンでも、キャラクター同士の距離、上下関係、世界への馴染み方まで少し違って聞こえてくるはずです。


よくある質問

『クレバテス』のクレバテス役の声優は誰?

クレバテス役は中村悠一です。

第1期から魔獣王クレバテスを担当し、第2期『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』でも公式キャスト欄に掲載されています。

クレンとクレバテスは同じ声優?

いいえ、声優は異なります。

クレバテスは中村悠一、クレンは田村睦心が担当しています。物語上で密接に関係する存在を別の声で表現していることが、アニメ版の特徴の一つです。

『クレバテスⅡ』第2期の新キャストは誰?

第2期では、ヴォーデイン役の黒田崇矢、ザフティエ役の潘めぐみ、ラスウェル役の杉田智和、レイ役の梅田修一朗、メリーメリー役の菊池ゆりな、アンドリュー役の橘龍丸らが主要キャストに加わっています。

アリシア役の白石晴香、クレン役の田村睦心、クレバテス役の中村悠一、ルナ役の会沢紗弥、ナイエ役の黒沢ともよ、ロッド役の関智一も第2期公式キャストに掲載されています。

文:神原 誠一(アニメ評論家/ブロガー)

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