『ブラッククローバー』の主要キャラは、所属する魔法騎士団と魔法の種類、家族や仲間との関係で整理できます。
アスタとユノ、黒の暴牛の団員、各団長、敵組織や他国の人物まで、能力と物語での役割を紹介します。対象は2017年10月3日から2021年3月30日まで放送されたテレビアニメ第1話〜第170話で、ネロの正体やリーベの過去など、後半のネタバレを含みます。
- ブラッククローバーのキャラ一覧は、どの所属から覚えると分かりやすい?
- 黒の暴牛のキャラは誰?アスタと主要団員の能力・人物像
- アスタ|反魔法を使う主人公
- ヤミ・スケヒロ|闇魔法を使う団長
- ノエル・シルヴァ|水魔法を使う王族の団員
- フィンラル・ルーラケイス|空間魔法で移動を支える団員
- マグナ・スウィング|炎魔法を使う先輩団員
- ラック・ボルティア|雷魔法と感知に優れる団員
- バネッサ・エノテーカ|糸魔法で仲間を支える団員
- ゴーシュ・アドレイ|鏡魔法を使う団員
- チャーミー・パピットソン|綿魔法と食魔法を使う団員
- グレイ|変身魔法を使う恥ずかしがり屋の団員
- ゴードン・アグリッパ|毒魔法と呪術に関わる団員
- ゾラ・イデアーレ|灰魔法の罠で戦う団員
- ヘンリー・レゴラント|組換魔法でアジトを動かす団員
- ナハト・ファウスト|影魔法を使う副団長
- セクレ・スワロテイル|ネロの正体である封緘魔法の使い手
- 金色の夜明けとほかの騎士団には、どんなキャラがいる?
- 白夜の魔眼と他国のキャラは、どんな能力・役割を持つ?
- 魔法帝・家族・精霊・悪魔のキャラは、どうつながっている?
ブラッククローバーのキャラ一覧は、どの所属から覚えると分かりやすい?
アスタが所属する「黒の暴牛」と、ユノが所属する「金色の夜明け」から覚えると、主要キャラの関係をつかみやすくなります。その後にほかの7つの魔法騎士団、敵組織、他国の人物へ広げる順番がおすすめです。
『ブラッククローバー』は、田畠裕基による魔法ファンタジーです。魔力を持たないアスタと、優れた魔法の才能を持つユノが、魔法騎士団の頂点に立つ「魔法帝」を目指します。
テレビ東京のエピソード一覧では、2021年3月30日放送の第170話が「ハルカミライ」とされています。本記事はこの放送範囲を基準とし、原作の後続展開で判明する能力や役職は加えません。
以下は、9つの魔法騎士団を確認するための主要キャラの所属早見表です。全団員の名簿ではなく、本文の人物紹介へ進むための入口としてまとめています。
魔法騎士団 代表的なキャラ 所属・役職のポイント
黒の暴牛 アスタ、ヤミ、ノエル、ナハト、セクレ 団長はヤミ、副団長はナハト。セクレは物語の途中から団員になる
金色の夜明け ユノ、ウィリアム、ミモザ、ランギルス 団長はウィリアム。ランギルスは登場時の副団長、ユノはスペード王国との戦いが始まる時期の副団長
紅蓮の獅子王 フエゴレオン、メレオレオナ、レオポルド 団長はフエゴレオン。彼の不在中は姉メレオレオナが団長を務める
銀翼の大鷲 ノゼル、ネブラ、ソリド 団長はノゼル。3人は黒の暴牛に所属するノエルの兄姉
碧の野薔薇 シャーロット、ソル 団長はシャーロット、ソルは団員
翠緑の蟷螂 ジャック、セッケ 団長はジャック、セッケは団員
水色の幻鹿 リル 団長はリル
珊瑚の孔雀 ドロシー、キルシュ 団長はドロシー、副団長はキルシュ
紫苑の鯱 ゲルドル、カイゼル ゲルドルは登場時の団長。不正による失脚後はカイゼルが団長になる
役職が変わる人物は、「登場時」と「後半の時点」を分けて読む必要があります。テレビ東京のスペード王国との戦いを扱うあらすじでも、ユノは金色の夜明けの副団長として説明されています。
もうひとつの整理軸は、所属団と血縁を分けることです。ノエルと兄姉、ミモザと兄キルシュ、フィンラルと弟ランギルスは、家族でありながら別の団に所属しています。
僕は、この違いがブラクロの人物造形を面白くしていると考えます。生まれた家での評価と、自分で見つけた居場所での評価が一致しないからこそ、「誰と出会って変わったのか」が見えてくるのです。
黒の暴牛のキャラは誰?アスタと主要団員の能力・人物像
黒の暴牛は、ヤミ・スケヒロが率いる魔法騎士団です。攻撃、移動、防御、回復などに強みを持つ団員が集まり、それぞれの不足を補いながら戦います。
アスタ|反魔法を使う主人公
アスタは、黒の暴牛の団員で、魔法を打ち消す「反魔法」の力を使う少年です。ユノとともにハージ村の教会で育ち、魔力を持たないまま魔法帝を目指します。
五つ葉の魔導書から取り出す剣と、鍛え抜いた肉体が戦いの軸です。反魔法は通常の魔法属性とは異なる力であり、その源には魔導書に宿る悪魔リーベが関わっています。
僕が注目したいのは、特殊な力を得ても、身体を鍛えた努力が不要にならない点です。力を手にしたことと、その力を仲間のために使えることは、別の課題として描かれています。
ヤミ・スケヒロ|闇魔法を使う団長
ヤミ・スケヒロは、黒の暴牛の団長で、闇魔法の使い手です。東の国から来た異邦人で、刀による戦闘と、相手の「氣」を読む感覚を組み合わせます。
荒っぽい言動の一方、周囲から評価されにくい人物の可能性を見抜きます。団員に挑戦を求めるだけでなく、自分も必要な場面で前に出る姿が、団への信頼を支えています。
ノエル・シルヴァ|水魔法を使う王族の団員
ノエル・シルヴァは、黒の暴牛の団員で、水魔法の使い手です。王族シルヴァ家の末妹ですが、兄姉が所属する銀翼の大鷲ではなく、黒の暴牛へ入団します。
膨大な魔力を持ちながら、登場当初は制御が苦手でした。防御や攻撃の技術を磨いていく成長は、自分の力を恐れていた少女が、仲間を守るために力を選び取る過程でもあります。
フィンラル・ルーラケイス|空間魔法で移動を支える団員
フィンラル・ルーラケイスは、黒の暴牛の団員で、空間魔法の使い手です。空間の入口を作り、仲間の移動、攻撃の補助、退避を支えます。
争いを好まず、直接攻撃より支援に向いた人物です。金色の夜明けのランギルスとは異母兄弟で、弟と比較されてきた経験が、自信の持ちにくさにも結びついています。
マグナ・スウィング|炎魔法を使う先輩団員
マグナ・スウィングは、黒の暴牛の団員で、炎魔法の使い手です。ラヤカ村出身で、ヤミを慕い、入団したばかりのアスタにも先輩として接します。
強気な外見と口調に反して、後輩や故郷の人々への面倒見がよい人物です。ラックと張り合う姿だけでなく、魔力量の差を工夫と努力で埋めようとする姿にも注目できます。
ラック・ボルティア|雷魔法と感知に優れる団員
ラック・ボルティアは、黒の暴牛の団員で、雷魔法の使い手です。高い魔力感知能力を持ち、雷をまとった素早い動きで接近戦を行います。
強い相手との戦いを好み、笑顔のまま危険な勝負へ踏み込むこともあります。仲間との共闘が増えるにつれて、戦闘への執着だけでは説明できない、人とのつながりが見えてきます。
バネッサ・エノテーカ|糸魔法で仲間を支える団員
バネッサ・エノテーカは、黒の暴牛の団員で、糸魔法の使い手です。魔女の森の出身で、細かな魔力操作によって仲間の動きや戦闘を補助します。
気ままな雰囲気を持ちながら、ノエルたちを気にかける先輩でもあります。物語の途中で運命に干渉する力が発現しますが、海底神殿でアスタを支えたのは、それ以前から持つ糸の操作技術です。
ゴーシュ・アドレイ|鏡魔法を使う団員
ゴーシュ・アドレイは、黒の暴牛の団員で、鏡魔法の使い手です。鏡を利用した攻撃などを行い、妹マリー・アドレイを非常に大切にしています。
貴族の家に生まれながら、両親を失った後に厳しい境遇を経験しました。妹以外への警戒心が強いため、仲間へ協力する場面には、少しずつ信頼を広げてきた重みがあります。
チャーミー・パピットソン|綿魔法と食魔法を使う団員
チャーミー・パピットソンは、黒の暴牛の団員で、綿魔法の使い手として登場します。魔法で生み出したヒツジの料理人が作る食事は、仲間の魔力回復にも役立ちます。
食べることが大好きな愛らしい姿と、大きな実力の落差が特徴です。第170話までには、人間とドワーフの混血であることや、食魔法を使う姿も明らかになります。
グレイ|変身魔法を使う恥ずかしがり屋の団員
グレイは、黒の暴牛の団員で、変身魔法の使い手として登場します。自分の外見を変えるほか、ほかのものにも変化を与える力を見せます。
本来の姿を見られることを極端に恥ずかしがり、大柄な人物の姿で過ごしていました。後半では既知の変身魔法だけでは説明しきれない力も示されますが、ここでは原作の後続展開による属性の説明は加えません。
ゴードン・アグリッパ|毒魔法と呪術に関わる団員
ゴードン・アグリッパは、黒の暴牛の団員で、毒魔法を使い、呪術を生業とするアグリッパ家の出身です。小声の独り言と近寄りがたい雰囲気に反して、仲間と親しくなりたい気持ちを持っています。
能力の表記には公式資料間の違いがあります。テレビアニメ公式の旧キャラクターページは魔法属性を「呪術」、映画『魔法帝の剣』公式の人物紹介は「毒魔法」と記載しており、両ページには公開日の明記が見当たらないため、ここではページの種類を区別して扱います。
この表記差は、別人や別人格を意味するものではありません。人物を理解するうえでは、毒を扱う能力と、呪術に関わる家の背景を分けて押さえると混乱しにくくなります。
ゾラ・イデアーレ|灰魔法の罠で戦う団員
ゾラ・イデアーレは、黒の暴牛の団員で、灰魔法の使い手です。罠を準備し、敵の動きや魔法を分析して、相手の力を利用する戦法を得意とします。
下民出身の魔法騎士だった父の経験から、地位にあぐらをかく騎士へ厳しい目を向けます。辛辣な態度の奥には、肩書より行動で魔法騎士を評価する判断基準があります。
ヘンリー・レゴラント|組換魔法でアジトを動かす団員
ヘンリー・レゴラントは、黒の暴牛の団員で、組換魔法の使い手です。団のアジトになっている屋敷の本来の持ち主で、建物を組み替え、移動や戦闘に使います。
周囲の人から魔力を吸収してしまう体質のため、仲間へ近づきにくい事情があります。魔力を持たないアスタは、その体質による影響を受けないという関係も重要です。
ナハト・ファウスト|影魔法を使う副団長
ナハト・ファウストは、黒の暴牛の副団長で、影魔法の使い手です。スペード王国へ長期間潜入していたため、序盤からアジトで暮らしていた団員とは登場事情が異なります。
ギモデロら4体の悪魔を使役し、アスタへ悪魔の力を扱う方法を教えます。テレビアニメ公式の2021年3月16日付ニュースでは、ナハトの登場と担当声優・下野紘の起用が告知されています。
セクレ・スワロテイル|ネロの正体である封緘魔法の使い手
セクレ・スワロテイルは、アスタにつきまとっていた黒い鳥「ネロ」の本来の姿です。ネロとセクレは同一人物で、別々のキャラではありません。
封緘魔法を使う過去の魔道士で、ルミエルの身の回りの世話と魔導具開発を手伝っていました。禁術の影響によって鳥の姿となり、長い年月を過ごした事情が、テレビアニメ公式の人物紹介で説明されています。
その後、現在のアスタたちと戦い、黒の暴牛の団員になります。公式の第124話「ネロ、追懐そして…後編」のあらすじも、セクレが黒の暴牛で新しい人生を始めることを明記しています。
僕には、彼女の加入が「過去の使命だけを背負っていた人物が、今を生きる仲間を得る」出来事に見えます。小さな鳥としての存在感が、物語の歴史と現在をつなぐ役割へ変わるのです。
金色の夜明けとほかの騎士団には、どんなキャラがいる?
金色の夜明けにはユノの成長に関わる団員が集まり、ほかの騎士団には異なる価値観と魔法を持つ団長たちがいます。団名に能力と人間関係を重ねると、人物ごとの違いが鮮明になります。
ユノ|風魔法を使うアスタの親友・ライバル
ユノは、金色の夜明けの団員として登場する、風魔法の使い手です。アスタと同じ教会で育ち、四つ葉の魔導書に選ばれ、入団試験ではすべての団長から入団を希望されました。
風の精霊ベルとともに戦い、スペード王国との戦いが始まる時期には副団長になっています。冷静な態度の奥に強い競争心があり、アスタとの約束を成長の軸にしています。
アスタとユノは、単純な「努力型と天才型」だけでは捉えきれません。僕は、才能に恵まれたユノもまた努力を続けるからこそ、2人の競争が一方通行にならないと考えます。
ウィリアム・ヴァンジャンス|世界樹魔法を使う団長
ウィリアム・ヴァンジャンスは、金色の夜明けの団長で、世界樹魔法の使い手です。巨大な樹木を生み出す魔法を使い、団員から厚い信頼を寄せられています。
仮面を着けた穏やかな人物で、魔法帝ユリウスとの出会いに深い恩を感じています。一方、パトリとの関係が、王国を揺るがす出来事へ結びつきます。
ミモザ・ヴァーミリオン|植物魔法を使う治癒・感知役
ミモザ・ヴァーミリオンは、金色の夜明けの団員で、植物魔法の使い手です。治癒や周囲の感知を得意とし、前線で戦う仲間を支えます。
ノエルの従姉妹で、珊瑚の孔雀のキルシュの妹です。おっとりした態度の一方、率直な発言や地道な努力も目立ち、アスタへの好意も描かれます。
ランギルス・ヴォード|攻撃的な空間魔法を使う登場時の副団長
ランギルス・ヴォードは、金色の夜明けの副団長として登場する、空間魔法の使い手です。フィンラルの異母弟で、空間ごと対象を削り取る攻撃的な能力を持っています。
後半ではユノが副団長になっているため、ランギルスの登場時の役職を第170話時点へそのまま当てはめないことが大切です。同じ空間魔法でも、兄は移動支援、弟は直接攻撃に強みがあるという違いがあります。
クラウス・リュネット|鋼魔法を使うユノの先輩
クラウス・リュネットは、金色の夜明けの団員で、鋼魔法の使い手です。規律と団への誇りを重んじ、ユノの先輩として接します。
当初は身分に基づく先入観を持っていましたが、アスタやユノとの経験を通じて見方を改めていきます。人物紹介では堅物に見えても、その評価基準が変わる過程に魅力があります。
シレン・ティウム、ハモン・カーセウス|金色の夜明けの団員
シレン・ティウムは岩石魔法、ハモン・カーセウスは硝子魔法の使い手です。2人とも金色の夜明けに所属し、団の任務や戦闘に関わります。
シレンの落ち着いた印象と、食べることを好むハモンの穏やかな雰囲気は、団の人物像に幅を与えています。ユノと団長だけでなく、周囲の団員を知ると、後半で彼らが守ろうとする居場所の重さも伝わります。
紅蓮の獅子王|フエゴレオン、メレオレオナ、レオポルド
フエゴレオン・ヴァーミリオンは、紅蓮の獅子王の団長で、炎魔法の使い手です。王族でありながら出自で人を判断せず、努力と向上心を評価します。
姉メレオレオナ・ヴァーミリオンも炎魔法の使い手で、弟が戦線を離れている間に団長を務めます。厳しい鍛錬と卓越した戦闘感覚で、団員たちを引っ張る人物です。
末弟レオポルド・ヴァーミリオンは、同団の団員で、炎魔法を使います。兄姉を尊敬しながら自分の強さを求め、アスタをライバルと認めています。
銀翼の大鷲|ノゼル、ネブラ、ソリド
ノゼル・シルヴァは、銀翼の大鷲の団長で、水銀魔法の使い手です。攻撃と防御を精密に組み立てる実力を持ち、王族としての誇りを強く意識しています。
ネブラ・シルヴァは霧魔法、ソリド・シルヴァは水魔法を使う同団の団員です。3人はノエルの兄姉ですが、登場当初は妹へ厳しい態度を取ります。
碧の野薔薇|シャーロットとソル
シャーロット・ローズレイは、碧の野薔薇の団長で、荊魔法の使い手です。冷静で凛とした振る舞いの一方、ヤミへの恋愛感情をうまく表に出せない一面があります。
ソル・マロンは同団の団員で、土魔法の使い手です。シャーロットを強く慕い、豪快な性格と土を操る力で戦います。
翠緑の蟷螂|ジャックとセッケ
ジャック・ザリッパーは、翠緑の蟷螂の団長で、裂断魔法の使い手です。強い相手との戦いを好み、ヤミとは張り合う関係にあります。
セッケ・ブロンザッザは同団の団員で、青銅魔法の使い手です。入団試験でアスタと対戦した人物で、調子のよさと臆病さが同居する言動が印象に残ります。
水色の幻鹿|リル・ボワモルティエ
リル・ボワモルティエは、水色の幻鹿の団長で、絵画魔法の使い手です。描いたものを魔法として生み出し、自由な発想でさまざまな攻撃を行います。
登場時は魔法騎士団で最年少の団長とされ、創作へ夢中になる姿が特徴です。属性名を覚えるだけでなく、その人物がどんな発想で戦うかを見ると、能力の面白さが伝わります。
珊瑚の孔雀|ドロシーとキルシュ
ドロシー・アンズワースは、珊瑚の孔雀の団長で、夢魔法の使い手です。普段は眠っていることが多い一方、夢の空間「幻惑の界」を生み出す能力を持ちます。
キルシュ・ヴァーミリオンは同団の副団長で、桜魔法の使い手です。ミモザの兄で、美しさへの強いこだわりに加え、味方の能力を生かす判断力も備えています。
紫苑の鯱|ゲルドルとカイゼル
ゲルドル・ポイゾットは、紫苑の鯱の団長として登場する、透過魔法の使い手です。姿を隠し、魔法を透過させる能力を持ちますが、不正が明らかになり団長の地位を失います。
カイゼル・グランボルカは、その後に団長を務める、渦魔法の使い手です。同じ団の団長でも、2人は異なる時期にその役職を担った人物として区別します。
白夜の魔眼と他国のキャラは、どんな能力・役割を持つ?
白夜の魔眼は敵組織で、ダイヤモンド・ハート・スペードはそれぞれ別の王国です。敵対して登場した人物も関係が変化するため、所属だけで善悪を固定しない読み方が必要です。
パトリとリヒト|同じ名前で活動していたが別人
パトリは、白夜の魔眼の頭首で、光魔法の使い手です。リヒトの名を使って活動していましたが、過去のエルフ族の長であるリヒト本人とは別人です。
リヒトは、剣魔法の使い手で、人間とエルフが共に暮らす未来を望んでいました。初代魔法帝ルミエルとの友情が、過去の出来事を理解する鍵になります。
ウィリアムとパトリも、単なる名前の違いではありません。ひとつの身体に異なる魂が存在する関係であり、パトリ、リヒト、ウィリアムの3人を同一人物としてまとめると、物語の経緯を取り違えてしまいます。
三魔眼|ライア、ファナ、ヴェット
ライアは、白夜の魔眼の最高戦力「三魔眼」のひとりで、模倣魔法の使い手です。他人の魔法をコピーし、気だるそうな態度とは裏腹に多様な能力を扱います。
ファナは、三魔眼のひとりとして登場する、炎魔法の使い手です。炎の精霊サラマンダーの力を借り、魔女の森でアスタたちと対峙します。
ここでは、マルスの幼なじみである人間のファナと、同じ名を持つエルフのファナを区別する必要があります。三魔眼としての行動にはエルフの魂が関わっており、人間の少女だけの意思として説明することはできません。
ヴェットは、三魔眼のひとりで、獣魔法の使い手です。強大な身体能力と魔力で接近戦を行い、海底神殿で黒の暴牛の面々を追い詰めます。
ヒース、ラデス、ヴァルトス、サリー
ヒース・グライスは、白夜の魔眼の構成員で、氷魔法の使い手です。時間や任務の遂行を重んじ、アスタたちの初期任務で敵として登場します。
ラデスは、白夜の魔眼に関わる屍霊魔法の使い手です。かつて魔法騎士団に所属していた過去を持ち、自分を認めなかった相手への強い反発を抱えています。
ヴァルトスは、白夜の魔眼に関わる空間魔法の使い手です。移動の能力で組織の活動を支え、頭首への忠誠を行動の軸にしています。
サリーは、白夜の魔眼に関わる研究者で、ゲル魔法の使い手です。珍しい身体や魔法への好奇心が強く、アスタの反魔法にも研究対象として関心を向けます。
ダイヤモンド王国|マルス、ロータス、ラドロス
マルスは、ダイヤモンド王国の魔導戦士で、鉱石魔法と炎魔法を使います。王国の強化実験を受けた過去を持ち、魔宮でアスタたちと戦います。
異なる2属性を扱う点が特徴で、人間のファナとは幼なじみです。冷酷な敵としての第一印象だけでなく、そう振る舞うに至った背景まで知ると、人物像が変わって見えます。
ロータス・フーモルトは、ダイヤモンド王国の魔道士で、煙魔法の使い手です。経験と知略で戦う熟練者で、妻と娘たちを大切にする父親でもあります。
ラドロスは、ダイヤモンド王国の八輝将のひとりです。生来の魔法に特定の属性がなく、強化手術によって魔法攻撃の吸収と放射を行う能力を与えられました。
ファンゼルの元教え子でもあり、好戦的な態度と強大な魔力が特徴です。魔法攻撃を吸収する相手との戦いは、単純な魔力量だけでなく、能力の相性が重要だと分かる例になります。
ハート王国|ロロペチカ、ウンディーネ、ガジャ
ロロペチカは、ハート王国を治める水魔法の使い手です。水の精霊ウンディーネと契約し、歴代の知識や経験を受け継いで国を守っています。
呼称について、テレビアニメ公式の人物ページは「王女」と表記しています。一方、2020年3月23日付の公式キャスト発表では、担当声優・芹澤優のコメントに「女王様」という表現があり、ここでは国を治める人物という役割を押さえます。
ウンディーネは、水の精霊で、人間の騎士団員とは異なる存在です。ロロペチカの力を支え、身の回りの世話も焼きます。
ガジャは、ハート王国の精霊守で、雷魔法の使い手です。国を守る実力者として登場し、クローバー王国の魔法騎士たちの修業にも関わります。
スペード王国|ダークトライアドの3兄妹
ダンテ・ゾグラティスは、スペード王国を支配するダークトライアドの一員です。自身の肉体魔法に加え、悪魔ルチフェロ由来の重力魔法を使います。
ヴァニカ・ゾグラティスは、血液魔法と、悪魔メギキュラ由来の呪符魔法を扱います。強い相手との戦いを好み、ロロペチカやノエルたちと対峙します。
ゼノン・ゾグラティスは、骨魔法と悪魔由来の空間魔法を使います。感情をあまり表に出さず、目的のために冷徹に行動する人物です。
3人は兄妹ですが、魔法も戦いへの態度も異なります。配下の「漆黒の使徒」はダークトライアド本人とは別の集団であり、呼び名を分けて覚えると整理しやすくなります。

魔法帝・家族・精霊・悪魔のキャラは、どうつながっている?
魔法帝や教会の家族、精霊、悪魔は、騎士団の所属だけでは説明できない重要人物です。特にリーベは、アスタの反魔法と第170話の到達点を理解するうえで欠かせません。
ユリウス・ノヴァクロノ|時間魔法を使う魔法帝
ユリウス・ノヴァクロノは、物語の導入時に魔法帝を務める、時間魔法の使い手です。9つの魔法騎士団を率いる立場で、各団の団長より上位に位置します。
珍しい魔法への好奇心が強く、身分や出自にかかわらず人の可能性を評価します。アスタとユノが目指すのは、この魔法帝という役職であり、クローバー王国の国王になることではありません。
ルミエル・シルヴァミリオン・クローバー|初代魔法帝
ルミエル・シルヴァミリオン・クローバーは、過去のクローバー王国の王子で、光魔法の使い手です。後に初代魔法帝と呼ばれる人物になります。
人々が平等に暮らすための魔導具開発に取り組み、セクレがその活動を手伝っていました。リヒトとの友情を含め、現在の対立を理解するための歴史を担っています。
神父とシスター・リリー|アスタとユノが育った教会の家族
ハージ村の教会の神父とシスター・リリーは、アスタとユノを支えてきた人物です。リリーは水魔法の使い手で、教会の子どもたちの世話をしています。
2人にとって教会は、冒険の出発点であり、戻る場所でもあります。僕は、魔法帝を目指す大きな夢に、故郷へ恩返ししたいという身近な気持ちが重なる点を大切に読みたいと思います。
ファンゼル・クルーガー|アスタに剣を教えた人物
ファンゼル・クルーガーは、ダイヤモンド王国出身の風魔法の使い手です。アスタに剣の扱いを教え、マルスやラドロスの過去にも関わっています。
婚約者ドミナント・コード、元教え子マリエラとの関係も描かれます。国籍と現在の立場が一致しない人物であり、ダイヤモンド王国出身という理由だけで敵に分類しないことが重要です。
カホノとキアト|海底神殿で出会う兄妹
カホノは歌魔法、兄キアトは踊り魔法の使い手です。海底神殿で暮らし、アスタやノエルたちと出会います。
カホノはノエルが魔法と向き合う過程にも関わります。騎士団の外で得た友人との関係が、団内での成長をさらに後押しする例です。
魔女王|魔女の森を治める人物
魔女王は、魔女の森を治める血液魔法の使い手です。バネッサの過去に深く関わり、アスタたちが魔女の森を訪れる際にも重要な役割を担います。
バネッサをめぐる出来事では、優れた力を持つ人物を管理しようとする姿勢と、本人が選んだ仲間との関係が衝突します。僕には、能力の価値と本人の自由をどう扱うかという問題が表れているように感じられます。
ベルとサラマンダー|風と炎の精霊
ベルは、ユノとともに戦う風の精霊シルフの呼び名です。ユノの風魔法を支える存在であり、独自の性格を持つキャラとしても描かれます。
サラマンダーは炎の精霊で、三魔眼のファナとともに登場します。その後はフエゴレオンの力となるため、最初に組んでいた人物だけで関係を固定しないことが大切です。
リーベ|アスタの魔導書に宿る反魔法の悪魔
リーベは、アスタの五つ葉の魔導書に宿っていた、反魔法の力を持つ悪魔です。集英社の公式人物紹介でも、五つ葉の魔導書に宿る反魔法の悪魔として説明されています。
アスタの反魔法は、アスタが通常の属性魔法を新たに習得したという話ではありません。魔力を持たないアスタと、反魔法を持つリーベが組み合わさることで、現在の戦い方が成立しています。
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