『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS』声優一覧|新キャラと主要キャストを紹介

久瀬シイナと夜海トワを中心に高町なのは・フェイト・八神はやてら新旧キャラクターが並ぶ声優紹介ビジュアル アニメ声優
記事内にアフィリエイト広告が含まれています。

『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS』の公式発表キャストは15名。久瀬シイナ役の橘杏咲さん、夜海トワ役の結川あさきさんを、新旧の実力派声優が支えます。

TVアニメ『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』では、新主人公だけでなく、田村ゆかりさん、水樹奈々さん、植田佳奈さんら歴代シリーズのキャストも続投しています。

この記事では、2026年7月26日時点でアニメ公式サイトの「STAFF&CAST」に掲載されている声優15名を、担当キャラクターや役柄とともに整理しました。

さらに、公式キャストコメントと第1話から第4話までの描写を分けて紹介し、声の演技がキャラクターの感情をどう伝えているのかも考察します。

なお、演技に関する記述は、映像制作とアニメ演出を継続的に見てきた筆者が、発声、呼吸、台詞へ入るタイミング、沈黙の長さを基準に読み解いた私見です。

『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS』の公式発表声優一覧は?

『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』の公式サイトに掲載されているキャストは、キャラクター役13名とデバイス役2名の計15名です。

新主人公の久瀬シイナと夜海トワを若手キャストが演じ、なのは、フェイト、はやてら歴代キャラクターには、おなじみの声優陣が続投しています。ナノハ+1

最終確認日:2026年7月26日

区分 キャラクター 声優 作中での立場
新主人公 久瀬シイナ 橘杏咲 侵略種駆除ハンターからEXCEEDS駆除隊員へ
新主人公 夜海トワ 結川あさき 魔人狩りに所属する少女
久瀬家 久瀬セツナ 日高里菜 シイナの妹
EXCEEDS 高町なのは 田村ゆかり EXCEEDS調査員
EXCEEDS フェイト・T・ハラオウン 水樹奈々 EXCEEDS調査員
EXCEEDS 八神はやて 植田佳奈 EXCEEDS総督
EXCEEDS 八神リイン ゆかな EXCEEDS事務総長
EXCEEDS ルーク・アンダーソン 川原慶久 EXCEEDS所属の関係者
魔人狩り 相沢シオリ 千春 魔人狩りのメンバー
魔人狩り 喜多森ユーナ 小林愛香 魔人狩りのムードメーカー
魔人狩り 新名アオイ 伊藤彩沙 潜入行動も担う魔人能力者
魔人狩り 古寺ユズ 青木陽菜 魔人狩りのメンバー
魔人 篠宮マナ 上坂すみれ 力を求めて暗躍する魔人
デバイス レイジングハート 緒方佑奈 なのはの魔導デバイス
デバイス バルディッシュ 佐藤聴成 フェイトの魔導デバイス

この一覧は、アニメ公式サイトのキャスト欄に掲載された範囲を基準にしています。

本編のエンドクレジットのみで確認できる出演者や、公式キャスト欄へ追加されていない役については混在させていません。

「本編に出演した声優」と「公式サイトで告知された主要キャスト」を分けることで、現時点で正式に発表されている範囲が分かりやすくなります。

公式サイトでは、2026年1月3日にメインキャラクターとキャスト情報が公開され、キャストコメントも同時に掲載されました。なお、同年2月6日には一部キャラクター表記の修正も告知されています。ナノハ


新主人公・久瀬シイナと夜海トワの声優は誰?

新主人公の久瀬シイナ役は橘杏咲さん、もう一人の主人公である夜海トワ役は結川あさきさんです。

二人は同じ「魔人」の力を持ちながら、感情の表し方も生き延びるための方法も異なります。その対照性が、声量だけでなく、呼吸や沈黙の置き方によって表現されています。

久瀬シイナ役は橘杏咲

久瀬シイナを演じるのは、橘杏咲さんです。

シイナは海女取島で暮らす17歳の高校2年生。猟友会の一員として、畑や水産物を荒らす危険生物「侵略種」を駆除し、妹のセツナとの生活を支えていました。ナノハ

しかし、島を襲った魔人によって日常を奪われ、事件の中で自身も魔人の力を継承します。

その後、事件を把握した高町なのはから声をかけられ、八神はやての勧誘を受けたことで、国連危険生物調査機関「EXCEEDS」の駆除隊員になりました。

公式プロフィールで明かされている能力は、「紅蓮」「生命吸収」「超再生」です。

銃を扱う戦闘スタイルと高い再生能力だけを見ると、シイナは非常に攻撃的な主人公に思えます。

ところが、物語の感情的な中心にあるのは強さではありません。失ってしまった生活へ、心の一部が置き去りになっていることです。

橘杏咲さんは公式コメントで、オーディションの段階からシイナの真っすぐな思いと優しい強さにひかれたと説明しています。

また、シイナが抱く一つひとつの感情に寄り添い、その思いを丁寧に表現することを意識したと語っています。

このコメントから読み取れるのは、シイナを単純な復讐者や戦闘ヒロインとして演じるのではなく、喪失を抱えた一人の少女として成立させようとした姿勢です。

第1話「久瀬シイナ Origin」では、セツナと過ごす日常場面と、島が襲撃された後の場面で、発声のリズムが大きく変化します。

姉妹が家で会話する場面では、橘さんの語尾は柔らかく、相手の言葉を受け取ってから返す余裕があります。

一方、危機が迫ってからは言葉が短くなり、息を整え終わる前に次の台詞が出てくるように、筆者には聞こえました。

これは「勇敢だから迷わず戦った」というより、考える時間すら失うほど切迫していたことを伝える演技です。

特にシイナの叫びには、敵を倒す高揚よりも、目の前の日常が崩れていくことへの拒絶がにじみます。

派手な銃撃戦の中心にいるのに、声が訴えているのは勝利ではなく、「ここにあった暮らしを終わらせたくない」という願いです。

このズレが、シイナを単なる強キャラでは終わらせていません。

夜海トワ役は結川あさき

夜海トワを演じるのは、結川あさきさんです。

トワは「魔人狩り」に所属し、魔人を巡る戦いへ身を置いている少女です。

シイナとは街で偶然出会い、次第に友人として交流するようになります。

ただし、二人は互いが魔人であることも、敵対する可能性のある組織に属していることも知りません。

友人として向き合う場面のすぐ背後に、戦う者同士としての緊張がぶら下がっている。日常が薄い氷の上に置かれているような関係です。

結川あさきさんは公式コメントで、オーディション資料を読んだ段階からトワへ強くひかれたと明かしています。

資料だけでは捉えきれない思考や感情、トワ自身も気づいていない本心まで想像し、書き出しながら役と向き合ったそうです。

また、トワを、苦しい境遇の中で生きる意味を探しながら今日まで生きてきた強い子だと表現しています。

このコメントからは、トワの無口さを単なる性格として処理せず、「言葉にできない感情が内側に残っている人物」として組み立てたことがうかがえます。

第3話「久瀬シイナと夜海トワ」では、休日のシイナが橋から飛び降りようとする少女を目撃し、助けに入ることから二人の交流が始まります。

橋の上でシイナと言葉を交わす場面では、トワの返答がわずかに遅れます。

筆者には、それが質問を理解できない間ではなく、「自分をどこまで見せてよいのか」を判断するための間に聞こえました。

第4話「夜海トワ Origin」で過去が描かれると、その抑制された話し方にも別の意味が生まれます。

自分の存在を目立たせず、感情を外へ漏らさないことが、生き延びるための習慣になっていたのではないか。これは公式設定ではなく、放送された描写を踏まえた筆者の解釈です。

シイナは感情を外へ撃ち出し、トワは感情を体の内側へ沈める。

二人とも傷ついているのに、痛みの逃がし方が真逆なんですよね。この会話、静かなのに感情の地雷原すぎる。

橘杏咲さんと結川あさきさんの演技は、声の高さや大きさだけでなく、台詞を始めるまでの時間によっても対照的に設計されています。

※画像はAIによるイメージ

久瀬セツナと魔人狩りメンバーの声優は?

シイナの妹・久瀬セツナ役は日高里菜さんです。

トワが所属する魔人狩りでは、相沢シオリ役を千春さん、喜多森ユーナ役を小林愛香さん、新名アオイ役を伊藤彩沙さん、古寺ユズ役を青木陽菜さんが担当しています。

久瀬セツナ役は日高里菜

久瀬セツナは、シイナの11歳の妹です。

海女取島小学校に通う小学5年生で、家事や菜園の世話を得意とし、学業もしっかりこなす少女として描かれています。

ここで押さえておきたいのは、セツナが一方的に姉から守られている存在ではないことです。

シイナが島の外仕事や侵略種の駆除を担い、セツナが家事や菜園を整える。久瀬姉妹は年齢差がありながらも、それぞれが生活を支える役割を持っていました。

日高里菜さんは公式コメントで、オーディション時から制作陣の作品に懸ける熱意を感じていたことや、アフレコ現場にも高い熱量があったことを語っています。

第1話の姉妹の日常場面では、日高さんは過度に幼い声へ寄せず、姉を気遣うしっかり者らしい落ち着きを残しています。

この演技によって、セツナは「主人公に悲劇を与えるためだけの妹」ではなく、シイナと一緒に暮らしを作っていた人として存在します。

明るすぎず、悲劇を予告するようにも演じない。

だからこそ、失われる前の日常が、本当にそこにあった時間として胸へ残ります。後から思い返すほど効いてくる声です。涙腺に遅効性のダメージを入れてくるタイプ。

※画像はAIによるイメージ

相沢シオリ役は千春

相沢シオリ役は千春さんです。

シオリは魔人狩りのメンバーで、周囲の状況を確認しながら仲間を支える、チームのまとめ役に近い人物です。

千春さんは公式コメントで、シオリをしっかり者で、自分の信念に真っすぐなキャラクターだと説明しています。

筆者が注目したのは、情報量の多い場面でも言葉の輪郭が崩れないことです。

指示や状況説明が明瞭に聞こえる一方、冷たさだけには寄らない。仲間を率いる責任感と、同じ場所で生きる者への気遣いが両立しています。

シオリの声は、感情が暴走しやすい物語の中で、場面の温度を一定に保つ支柱になっています。

喜多森ユーナ役は小林愛香

喜多森ユーナ役は小林愛香さんです。

公式プロフィールでは、ユーナは魔人狩りのムードメーカーであり、「剛腕」の能力を持つ人物と説明されています。

能力の性質は非常にシンプルで、強大な力によって相手を殴るものです。複雑な理屈を置き去りにするフィジカル、強い。ナノハ

小林さんは公式コメントで、テープオーディションとスタジオオーディションでは、まったく異なる雰囲気でユーナを演じたと明かしています。

オーディション後には、役をつかめていたのか悩んだというエピソードも紹介しました。

また、ユーナを優しく仲間思いで、ギャルらしい華やかさと格好よさを併せ持つ人物だと表現しています。

ユーナの声は明るく、重い事情を抱える魔人狩りチームの空気を動かします。

ただし、仲間を気遣う場面では語尾の勢いが少し弱まり、相手の反応を確かめるような柔らかさが生まれます。

テンションの高さを自分のためだけに使うのではなく、沈みそうな仲間を持ち上げるために使っている。声の明るさが、性格説明ではなくチーム内の機能になっています。

新名アオイ役は伊藤彩沙

新名アオイ役は伊藤彩沙さんです。

公式プロフィールでは、アオイは14歳。負けん気が強く情に厚い、アウトローでありながら仲間思いの少女と説明されています。

魔人能力は戦闘だけでなく、潜入行動にも利用できるものです。ナノハ

伊藤さんは公式コメントで、アオイを含む登場人物たちが今を懸命に生きていることに触れています。

収録中も、キャラクターの言葉や思いに何度も心を動かされたそうです。

アオイの強気な言葉には、若さゆえの無鉄砲さだけでなく、仲間の領域へ踏み込まれたくない警戒心も感じられます。

筆者には、尖った発声が他人を拒絶するためというより、近くにいる人を守るための柵として機能しているように聞こえました。

古寺ユズ役は青木陽菜

古寺ユズ役は青木陽菜さんです。

青木さんはキャラクターを演じるだけでなく、エンディングテーマ「Ephemeral」の歌唱と作曲も担当しています。

公式ニュースでは、2026年1月25日に青木さんがエンディングテーマを担当することが発表されました。ナノハ

AnimeJapan 2026のステージでは、制作時点では物語の先の展開を知らされていなかったものの、完成後にあらためて楽曲を聴き、本作の物語へ重なる曲になったと感じたことが紹介されています。

キャラクターを演じる声と、各話の最後に残る歌声を同じ人物が担うことで、ユズ個人の感情と作品全体の余韻が緩やかにつながります。

「Ephemeral」が示す、はかなく長く続かないものという感覚も、失われた日常や不安定な友情を描く物語と相性がいい。

エンディングに入った瞬間、本編で飲み込めなかった感情が静かに浮上してくる。余韻がこちらの胸へ不法滞在してきます。


高町なのは・フェイト・八神はやての声優は続投した?

高町なのは役の田村ゆかりさん、フェイト・T・ハラオウン役の水樹奈々さん、八神はやて役の植田佳奈さんは、歴代シリーズから続投しています。

八神リイン役も、これまでリインフォースIIを演じてきたゆかなさんが担当します。

『EXCEEDS』では、歴代キャラクターが新主人公と同じ位置から冒険を始めるのではありません。

組織を動かす責任者や現場の経験者として、新しい世代を支える側へ立場を変えています。

高町なのは役は田村ゆかり

高町なのは役は、田村ゆかりさんです。

本作のなのはは、国連危険生物調査機関「EXCEEDS」に所属し、海女取島で起きた事件の後、シイナへ接触する人物です。

かつて誰かへ手を伸ばしながら、自分自身も傷ついていた少女が、現在は新しい少女を組織へ迎える側になりました。

田村さんは公式コメントで、新しいキャラクターたちの物語を一緒に見守ってほしいと呼びかけています。

この「見守る」という言葉は、現在のなのはの立場にも重なります。

以前から変わらない真っすぐな響きを残しながら、相手が自分で答えを出すまで待つ余裕が声へ加わっている。

筆者には、昔のなのはが「届かせる声」だったとすれば、本作のなのはは「受け止める声」へ変化したように感じられます。

主人公の座を奪い返すのではなく、新主人公が歩き出すための空間を作る。長期シリーズの先輩として、あまりにも美しい立ち位置です。

フェイト・T・ハラオウン役は水樹奈々

フェイト・T・ハラオウン役は、水樹奈々さんです。

水樹さんは公式コメントで、テレビアニメで再びフェイトを演じられる喜びに触れています。

同時に、本作は第1話から衝撃的な展開が続き、毎話に緊張感と重みがある作品だとも説明しました。

フェイトは過去シリーズで、自分の出生や存在意義、母親との関係に苦しみながら、自分が生きる場所を選び直した人物です。

その経験があるからこそ、魔人の力を受け継いだシイナや、生きる意味を探し続けてきたトワとどう向き合うのかが注目されます。

ただし、フェイトが今後二人へ何を伝えるのかは、2026年7月26日時点では確定していません。

過去の経験から理解者になる可能性は考えられますが、これは物語上の見通しであり、公式に発表された展開ではありません。

水樹奈々さんは、オープニングテーマ「CRIMSON BULLET」も担当しています。

楽曲は水樹さん自身が作詞し、Elements Gardenの藤永龍太郎さんが作曲・編曲を担当。アニメの戦闘的な勢いと、登場人物が抱える痛みを接続する楽曲になっています。

八神はやて役は植田佳奈

八神はやて役は、植田佳奈さんです。

はやてはEXCEEDSの総督として、組織全体を率いる立場になりました。

植田さんは公式コメントで、本作のはやてを「今までで一番大人な雰囲気」と表現しています。

その一方で、成長しても隠しきれない可愛らしさがあり、総督としての優しさと格好よさを意識して演じたことも明かしました。

『魔法少女リリカルなのはA’s』では、はやては病や闇の書の運命に翻弄され、救われる側にいた少女です。

その人物が、現在は世界規模の危機へ対処する組織の責任者になっている。

この変化は肩書きだけではありません。

植田さんの声にも、相手を包み込む柔らかさを残しながら、決断を下す者の重さが加わっています。

過去に助けられた少女が、今度は誰かを助ける仕組みそのものを動かしている。シリーズを追ってきた人間の感情に、きれいなカウンターを入れてくる成長です。

八神リイン役はゆかな

八神リイン役は、ゆかなさんです。

公式プロフィールによると、リインはEXCEEDSの事務総長であり、八神はやての娘として紹介されています。

組織を円滑に運用し、現場で活動する人々を支える縁の下の力持ちです。ナノハ

ゆかなさんは公式コメントで、劇場版から8年、テレビシリーズから18年を経て再び出演できる喜びを語っています。

また、大人になったはやてに合わせてリインも成長した姿となり、「八神リイン」という名前で呼ばれることへの感慨にも触れました。

過去シリーズの小さなリインフォースIIを記憶している視聴者にとって、大きく成長した姿と落ち着いた声は、時間の経過を一瞬で伝える要素です。

設定資料を何ページ読むより、ゆかなさんの声を聞いた瞬間に「この世界では本当に年月が流れた」と分からされる。

声優の続投は、単なる懐かしさではありません。キャラクターが生きてきた時間を証明する演出でもあります。

ルーク・アンダーソン役は川原慶久

ルーク・アンダーソン役は、川原慶久さんです。

ルークは公式キャラクターページで、なのは、フェイト、はやて、リインと同じ「U.N.I.A EXCEEDS」の区分に掲載されています。ナノハ

2026年7月26日時点では、シイナやトワほど詳細な人物背景が前面へ出ているキャラクターではありません。

それでも、川原さんの落ち着いた声が加わることで、EXCEEDSが歴代キャラクターだけで構成された同窓会的な組織ではなく、多数の職員が動く実務機関として感じられます。

声優一覧では見落とされやすい役ですが、世界を組織として成立させるうえで重要な存在です。


篠宮マナと魔導デバイスの声優は誰?

力を求めて暗躍する篠宮マナ役は上坂すみれさんです。

高町なのはのレイジングハート役は緒方佑奈さん、フェイトのバルディッシュ役は佐藤聴成さんが担当しています。

篠宮マナ役は上坂すみれ

篠宮マナは、力を求めて暗躍する魔人です。

公式プロフィールでは年齢不明ながら20歳前後とされ、身長は162センチ。自らの欲望のために、周囲を翻弄する人物として紹介されています。ナノハ

上坂すみれさんは公式コメントで、マナを「かわいくも毒々しいオーラ」を持つ魅力的なキャラクターと表現しました。

柔らかな声色と、言葉に含まれる危うい価値観が同居しているのが演技の特徴です。

声だけを切り取ると親しみやすいのに、発言の意味を追うと相手を一人の人間として見ていないように感じられる。

この「耳ざわりのよさ」と「価値観の不気味さ」のズレが、威圧的な悪役とは異なる怖さを生んでいます。

ただし、マナが魔人を巡る問題の全体像へどこまで関与しているのか、背後に別の目的や組織が存在するのかは、現時点で断定できません。

確定しているのは、彼女が力を求め、自らの欲のために物語を動かしていることです。

レイジングハート役は緒方佑奈

高町なのはの魔導デバイス、レイジングハート役は緒方佑奈さんです。

公式キャスト欄に担当者として掲載されており、過去のアニメシリーズとは異なるキャストが演じています。ナノハ

ただし、公式サイトでは担当変更の理由や、キャスティングの経緯までは説明されていません。

そのため、過去の担当者や制作事情と結びつけ、根拠のない理由を断定するのは避けるべきでしょう。

緒方さんの発声は、デバイスらしい機械的な明瞭さを保ちながら、なのはの判断へ即座に応答する相棒としての意思も感じさせます。

デバイスの台詞は短いからこそ、子音の強さや応答速度が戦闘場面のテンポへ直結します。

今後、なのはの本格的な戦闘が増えるほど、新しいレイジングハートの声も作品の印象を左右するはずです。

バルディッシュ役は佐藤聴成

フェイトの魔導デバイス、バルディッシュ役は佐藤聴成さんです。

こちらも公式サイトの「STAFF&CAST」で担当が発表されています。ナノハ

レイジングハートと同様に、過去シリーズから担当者が変更されていますが、その理由は公式発表されていません。

キャストが変更されたという確認可能な事実と、変更の背景に関する推測は分ける必要があります。

魔導デバイスは、単なる音声付きの武器ではありません。

使用者の判断へ応答し、ときには短い言葉だけで信頼関係を示す相棒です。

バルディッシュの低く硬質な応答が、現在のフェイトの落ち着いた声とどのようなリズムを作るのか。台詞数は少なくても、耳を向けたいポイントです。


声優陣から見る『EXCEEDS』の注目ポイントは?

ここからは、公式設定やキャストコメント、第1話から第4話までの描写を踏まえた筆者の考察です。

本作のキャスティングで最も重要なのは、新旧キャストを人気や知名度で競わせず、異なる世代の役割として配置したことだと考えます。

橘杏咲さんと結川あさきさんは、現在進行形で傷つきながら、自分が生きる場所を探す主人公を演じています。

田村ゆかりさん、水樹奈々さん、植田佳奈さん、ゆかなさんは、過去に傷ついた経験を持ち、現在は誰かを支える立場になった人物を演じています。

この構造によって、歴代キャラクターの登場が、新主人公の出番を奪うだけのファンサービスになっていません。

シイナとトワが現在の感情を担い、なのはたちが世界の歴史と時間の積み重ねを担う。

声優の配置そのものが、シリーズの世代交代を説明しているのです。

長期シリーズの新作では、旧主人公を強く出しすぎると、新主人公が物語の中心に見えなくなることがあります。

逆に旧キャラクターを遠ざけすぎれば、「なのはシリーズである意味」が薄れてしまう。

『EXCEEDS』は、旧キャラクターを組織の責任者や経験者へ移し、新主人公の選択を支える役割に置くことで、この難しい問題へ答えています。

個人的には、このキャスティング設計はかなり誠実だと感じました。

懐かしい声を聞かせることだけに頼らず、その声が過去から現在まで生きてきたことを、役柄の変化として見せているからです。

もう一つの注目点は、シイナとトワの声が作る「日常の不安定さ」です。

シイナは感情が発声速度や呼吸へ出やすく、相手との距離を縮めようとする声を持っています。

トワは返答までに間があり、感情を表へ出す前に一度のみ込むような話し方をします。

二人が街で穏やかに話している場面では、表面上は友情が育っています。

しかし、声のリズムが完全には重ならないため、視聴者はどこかに緊張を感じ続けます。

互いの正体を知らないという設定を、説明台詞だけでなく、会話の呼吸が支えているのです。

シイナの声は「ここにいたい」という願いを外へ押し出し、トワの声は同じ願いを誰にも見つからない場所へ隠している。

同じ孤独を抱えながら、その孤独の守り方が正反対なんですよね。

今後、二人が互いの正体を知る展開が描かれる場合、現在の穏やかな会話で使われている間や声色が、どのように崩れるのかが大きな見どころになります。

ただし、二人がいつ真実を知るのか、その後に敵対するのか、友情を保つのかは未確定です。

現時点で対立を断定するのではなく、これまで積み重ねられた声の距離が、真実の判明後にどう変化するのかを見守るべきでしょう。

『EXCEEDS』の声優演技は、派手な戦闘だけを見ていると取りこぼしやすいものがあります。

本当に怖いのは銃声が響く場面だけではありません。

シイナとトワが普通の友人として笑い合い、その関係がいつ壊れるかを二人とも知らない時間です。

この作品、日常場面のほうが感情へ安全装置なしで突っ込んでくることがある。油断した心にドリフトをかけてきます。


作品の放送・制作情報

『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』は、2026年7月4日土曜日25時、暦日では7月5日午前1時からTOKYO MX、BS11で放送が始まりました。

dアニメストア、U-NEXT、アニメ放題では地上波同時・先行配信を実施し、その他の動画配信サービスでは2026年7月7日25時から順次配信されています。配信状況は変更される可能性があるため、最新情報は各サービスの案内で確認してください。ナノハ

主な制作スタッフは以下の通りです。

  • 原作・脚本:都築真紀
  • 監督:浜名孝行
  • 副監督:佐藤博暉
  • キャラクターデザイン・総作画監督:新垣一成
  • 音響監督:ハマノカズゾウ
  • 音楽:塩野海
  • アニメーション制作:Seven Arcs

物語の舞台は、30年前に未知の「侵略種」が現れ、一度は滅亡寸前まで追い込まれた世界です。

国連危険生物調査機関「EXCEEDS」が侵略種による危機へ対応するなか、海女取島で暮らす久瀬シイナの運命が動き始めます。

なお、2026年7月26日時点で、アニメ公式サイトにはシリーズ全体の話数が明記されていません。

全何話になるのかについては、正式発表を待つ必要があります。収録商品の構成だけから総話数を推測し、確定情報として扱うことはできません。


まとめ

『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』の公式発表キャストは、キャラクター役13名とデバイス役2名の計15名です。

新主人公の久瀬シイナ役は橘杏咲さん、夜海トワ役は結川あさきさん。久瀬セツナ役を日高里菜さん、篠宮マナ役を上坂すみれさんが担当しています。

魔人狩りでは、相沢シオリ役に千春さん、喜多森ユーナ役に小林愛香さん、新名アオイ役に伊藤彩沙さん、古寺ユズ役に青木陽菜さんが起用されました。

歴代キャラクターでは、高町なのは役の田村ゆかりさん、フェイト・T・ハラオウン役の水樹奈々さん、八神はやて役の植田佳奈さん、八神リイン役のゆかなさんが続投しています。

ルーク・アンダーソン役は川原慶久さん、レイジングハート役は緒方佑奈さん、バルディッシュ役は佐藤聴成さんです。

新主人公を新しいキャストが演じ、歴代キャストが経験を積んだ人物として支える。

『EXCEEDS』の声優陣は、シリーズの記憶を保存するためだけではなく、その記憶を次の世代へ手渡すために配置されています。


よくある質問

『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS』の主人公声優は誰?

久瀬シイナ役は橘杏咲さん、夜海トワ役は結川あさきさんです。

二人が新主人公として物語の中心を担い、対照的な感情表現でシイナとトワの関係を描いています。

高町なのはやフェイトの声優は変更された?

高町なのは役は田村ゆかりさん、フェイト・T・ハラオウン役は水樹奈々さんが続投しています。

八神はやて役の植田佳奈さん、八神リイン役のゆかなさんも歴代シリーズから引き続き出演しています。

レイジングハートとバルディッシュの声優は誰?

レイジングハート役は緒方佑奈さん、バルディッシュ役は佐藤聴成さんです。

過去シリーズとは担当者が異なりますが、変更理由は2026年7月26日時点で公式に説明されていません。

語らずにいられない感情、それが名作。

神原 誠一(アニメ評論家/『アニメ反射鏡』運営)

コメント

タイトルとURLをコピーしました