『正反対な君と僕』アニメ第1期は、鈴木と谷の交際から修学旅行後までを描く、ラパントラック制作の全12話です。
2026年1月11日から3月29日まで放送され、鈴木役を鈴代紗弓、谷役を坂田将吾が担当しました。放送・配信情報、キャスト、制作スタッフ、主題歌、各話一覧を先に整理し、後半で第1期のあらすじと見どころを紹介します。
『正反対な君と僕』アニメ1期はいつ放送?全何話?
第1期は全12話で、2026年1月11日から3月29日まで、MBS/TBS系全国28局ネットの日曜午後5時枠で放送されました。
第1話は「正反対な君」、最終話は「ほいっぽ」です。初回の放送日はWEBザテレビジョンの番組情報、最終話の放送日時は2026年3月29日公開の公式告知でも確認できます。第1話の番組情報、公式「TVアニメ第2期が放送決定!」
項目 第1期の基本情報
作品名 正反対な君と僕
原作 阿賀沢紅茶
原作掲載媒体 集英社「少年ジャンプ+」
ジャンル 学園ラブコメディ
話数 全12話
放送期間 2026年1月11日〜2026年3月29日
地上波放送 MBS/TBS系全国28局ネット
初放送時の時間 毎週日曜午後5時
主演キャスト 鈴代紗弓、坂田将吾
アニメーション制作 ラパントラック
本作は、恋人になるまでの駆け引きだけを追う作品ではありません。交際が始まった後に生まれる緊張や思い込み、友人への相談までが、学校生活の中で積み重なっていきます。
「明るい女子と物静かな男子」という入口はつかみやすいものの、二人の性格を一言で説明しきれないところに面白さがあります。詳しい人物紹介や物語の流れは、以下で順に整理します。
第1期はどこで配信されている?
2026年9月9日の確認時点で、公式サイト「ON AIR」には第1話〜第12話の配信案内があり、ABEMA、Prime Video、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluなどが掲載されています。公式「ON AIR」
ただし、公式の配信先掲載と、各サービスで現在全12話を再生できることの確認は別です。 今回取得できた公開ページでは、主要サービスすべての収録話数と視聴条件を確定できませんでした。
ABEMAでは第12話「ほいっぽ」のエピソードページを確認できましたが、全12話を同じ条件で無料視聴できるという意味ではありません。配信情報は2026年9月9日時点の公開案内に基づき、契約別の再生確認は含みません。ABEMA・第12話「ほいっぽ」
なお、第1期の放送当時は、ABEMAとPrime Videoで毎週日曜午後5時30分から最速配信が案内されていました。地上波の放送開始から30分後に配信が始まる編成です。アニメイトタイムズ・2026年3月23日公開の第12話放送告知
第2期との区切りは?
第1期は第12話までで、第2期は2026年7月5日に放送を開始しています。第2期の開始日は、2026年7月11日公開の公式イベントレポートでも確認できます。公式「13話先行上映会&みんな大集合トークイベント オフィシャルレポート公開!」
この区切りを知っておくと、「アニメが12話で作品全体の結末まで描くのか」という疑問も整理できます。第12話は第1期の最終話であり、鈴木と谷たちの物語全体の終わりではありません。
『正反対な君と僕』の声優は?主要キャスト9人を紹介
鈴木役は鈴代紗弓、谷役は坂田将吾です。 主役二人を含む主要キャスト9人の対応は、次のとおりです。
登場人物 声優 人物をつかむポイント
鈴木 鈴代紗弓 明るく社交的だが、周囲の目を気にする
谷 坂田将吾 物静かで、自分の考えを言葉にできる
渡辺 谷口夢奈 明るくマイペースな鈴木の友人
佐藤 平林瑚夏 クールで、会話に鋭いツッコミを入れる
山田 岩田アンジ 人に積極的に接する、素直な性格
東 島袋美由利 鈴木の友人で、平ともつながりがある
平 加藤渉 自分や周囲について考え込みやすい
西 大森こころ 内気で、頭の中では多くのことを考えている
本田 楠木ともり 西の友人で、人付き合いにややドライな面がある
キャストの対応はMBSの番組公式ページ、人物像は作品公式サイトの紹介とキャストコメントをもとに要約しています。いずれも2026年9月9日確認で、ページ自体の公開日は明記されていません。MBS「正反対な君と僕」、作品公式サイト「CAST・COMMENT」
鈴木と谷は、どちらか一方が相手を導く関係ではない
鈴木は人と話すことに慣れていても、谷への気持ちを人前で表す場面ではためらいます。一方、谷は自分の考えを言えても、鈴木との交際にいつも自信を持てるわけではありません。
この違いは、人物紹介を読むうえで大切です。「社交的だから恋愛も得意」「口数が少ないから受け身」と決めつけると、二人の行動に含まれる意外さを見落としてしまいます。
僕が魅力だと考えるのは、二人とも得意なことと苦手なことを持ち、その組み合わせが場面ごとに変わる点です。恋人になったから完成するのではなく、相手の前で初めて気づく自分がいるのでしょう。
山田と西、東と平にも独立した関係がある
第5話では、山田が西の笑顔に興味を持ち、自分から友達になろうと声をかけます。第8話では、元恋人からの連絡に悩む東に対して平が言葉を返し、二人の関係にも変化が生まれます。WEBザテレビジョン・第5話紹介、第8話紹介
つまり、友人たちは鈴木と谷を見守るだけの存在ではありません。それぞれが自分の問題を抱え、ときには別の人物の悩みを受け止める側にも回ります。
初めは鈴木と谷を中心に見ていても、途中から「西は今どう受け取った?」「平はなぜその言葉を選んだ?」と気になってくる。この視点の広がりが、第1期を群像劇として楽しむ入口になります。

制作会社はラパントラック|スタッフと主題歌は?
アニメーション制作はラパントラック、監督は長友孝和、シリーズ構成・アニメーションプロデューサーは内海照子です。
以下では、第1期の公開情報と現在の公式掲載を照合できる主要担当者に絞りました。役職ごとの名前を短くまとめ、制作会社を探す読者が長い名簿をたどらずに済む形にしています。
役職 担当
原作 阿賀沢紅茶
監督 長友孝和
シリーズ構成・アニメーションプロデューサー 内海照子
キャラクターデザイン みやこまこ
サブキャラクターデザイン・総作画監督 小園菜穂
美術監督 中村千恵子
色彩設計 秋元由紀
撮影監督 塩川智幸
編集 黒澤雅之
音楽 tofubeats
音響監督 木村絵理子
アニメーション制作 ラパントラック
製作幹事 松竹アニメ事業部
参照したのは、作品公式サイト「STAFF」と、第1期最終話放送日の2026年3月29日に公開されたコミックナタリーのスタッフ掲載です。確認日は2026年9月9日で、本編全12話のエンドクレジットを直接照合した完全名簿ではありません。公式「STAFF」、コミックナタリー・第2期放送決定記事
現在の公式サイトは第2期の情報も含んでおり、総作画監督などの掲載には第1期当時の発表との違いがあります。そのため、時期の異なる名前を一つの「第1期スタッフ一覧」に合算することは避けました。
制作会社を知りたい場合の答えは、あくまでラパントラックです。松竹アニメ事業部は「製作幹事」として記載されており、同じ作品に関わる会社でも担当区分が異なります。
第1期のOP・EDは誰の曲?
第1期のOPは乃紫「メガネを外して」、EDはPAS TASTA「ピュア feat. 橋本絵莉子」です。
区分 曲名 アーティスト 作詞・作曲・編曲
OP メガネを外して 乃紫 作詞・作曲:乃紫/編曲:ESME MORI
ED ピュア feat. 橋本絵莉子 PAS TASTA 作詞・作曲・編曲:PAS TASTA
劇中音楽 サウンドトラック tofubeats 劇伴担当
OP・EDの曲名と制作担当は、MBS公式ページの「1期」欄で確認できます。確認日は2026年9月9日です。MBS「正反対な君と僕」主題歌情報
ここで分けて覚えておきたいのは、主題歌と劇中音楽の担当です。オープニングで流れる歌を探すなら乃紫、エンディングならPAS TASTA、場面の背景に流れる音楽ならtofubeatsという対応になります。
本稿では、特定の場面の音楽や演技を実際に聞き比べた評価は行っていません。曲名や担当者の案内と、物語の内容に基づく考察を分けて扱います。
アニメ1期全12話のタイトルと放送日は?
第1期は「正反対な君」から「ほいっぽ」までの全12話です。 初デート、夏祭り、文化祭、修学旅行を通して、恋人同士と友人同士の関係が動いていきます。
各話の初放送日は、WEBザテレビジョンの各話番組情報で個別に照合しました。下表はTBSでの掲載日付であり、各配信サービスの配信開始日や再放送日とは区別しています。
話数 サブタイトル 初放送日
第1話 正反対な君 2026年1月11日
第2話 初デート! 2026年1月18日
第3話 カワイイとカッコイイ 2026年1月25日
第4話 夏の夜のバイブス 2026年2月1日
第5話 考える人、考えない人 2026年2月8日
第6話 文化祭! 2026年2月15日
第7話 ドキモヤ 2026年2月22日
第8話 今年の秋は… 2026年3月1日
第9話 サプライズ! 2026年3月8日
第10話 修学旅行!(前編) 2026年3月15日
第11話 修学旅行!(後編) 2026年3月22日
第12話 ほいっぽ 2026年3月29日
確認日は2026年9月9日です。放送局の一次資料では全12件をそろえられなかったため、全日付を「公式記録で確認済み」とはしていません。
第8話はWEBザテレビジョンでは「今年の秋は……」と表記されていますが、表では作品公式ページの「今年の秋は…」に合わせています。公式・第8話「今年の秋は…」
一覧には、「文化祭!」のように出来事を示す題名と、「ドキモヤ」のように心情を連想させる題名が混在しています。イベントそのものと、イベントを経験した後の気持ちの両方を扱う作品だと読み取れる並びです。
実際、第7話では文化祭後の山田と西の曖昧な空気に鈴木が気づき、動き始めます。行事が終わった瞬間に関係も一区切り、とはならないところが、本作らしいと感じます。WEBザテレビジョン・第7話紹介
第1期はどこまで描く?あらすじと原作の範囲
第1期は、鈴木と谷の交際開始から、初デートや学校行事を経て、修学旅行後の横浜デートまでを描きます。 以下は公式あらすじなどで公開されている範囲の紹介で、最終場面の決着は伏せています。
原作は阿賀沢紅茶による漫画で、集英社「少年ジャンプ+」にて2022年5月から2024年11月まで連載されました。単行本は全8巻です。集英社・2026年2月8日公開の作品紹介、公式「COMICS」
一方、アニメ第1期が原作の何巻・何話までに対応するかは、今回確認した一次資料では特定できませんでした。 原作との場面単位の照合も行っていないため、続きの巻数・話数は断定しません。
序盤:好きな気持ちを、人前で否定してしまう
鈴木は、隣の席に座る谷にひそかに憧れています。第1話では一緒に下校した際に谷から手を握られますが、翌日、山田に交際を尋ねられると、とっさに否定してしまいます。
その後、谷から前日のことを忘れるように言われた鈴木は落ち込みます。しかし、友人たちに本心を打ち明け、背中を押されて谷のもとへ向かいます。公式・第1話「正反対な君」
この流れで重要なのは、鈴木の気持ちが「分からない」状態ではないことです。好きだと分かっているのに、人前で口にする言葉が本心から離れてしまう。
僕には、そのずれが本作の出発点に見えます。恋の障害が遠くの大事件ではなく、教室でつい選んだ一言の中にあるからこそ、身近な痛さがあるのです。
第2話では交際が始まり、鈴木は友人の助言や恋愛コラムを気にして空回りします。谷にも周囲の反応を気にする一面があり、二人は胸の内を伝えながら、初デートでの過ごし方を探っていきます。公式・第2話「初デート!」
中盤:文化祭で、谷にも不安があると分かる
第6話では、山田が西とのぎこちないやり取りについて鈴木たちに相談します。同じころ、谷も鈴木との交際に自信が持てないことを平へ打ち明けています。
文化祭当日には、鈴木が中学時代に交際していた理人と再会します。その様子を見た谷の態度が変わり、鈴木は自分の過去が谷の気持ちを揺らしていることに焦ります。公式・第6話「文化祭!」
ここでは、谷を「いつも正しい答えを持っている人」と捉えないことが大切でしょう。自分の意見を言える性格と、好きな相手との関係に不安を抱かないことは別だからです。
鈴木の知らないところで谷も相談している。その事実が加わると、二人の恋は、片方が相手を助ける話から、互いの見えない不安を知っていく話として立体的になります。
終盤:修学旅行を経て、二人の希望が具体的になる
第10話では、谷との関係を尋ねられた鈴木が、もっと関係を進めたいという本音を東へ話します。第11話では、修学旅行を楽しむ中で、谷から鈴木へ、さらに一緒に過ごしたいという気持ちが示されます。WEBザテレビジョン・第10話紹介、第11話紹介
第12話の舞台には横浜デートが登場します。鈴木と谷だけでなく、山田と西も同じ街へ出かけ、季節の移り変わりとともに友人たちの関係も変化しています。公式・第12話「ほいっぽ」
第1期の到達点をネタバレを抑えて表すなら、「付き合えた二人」が「次にどう近づきたいかを考える二人」になるところまでです。交際の成立だけでは説明できない、小さな希望の変化が積み重なっています。
第1期の見どころを考察|相談相手から見える二人の変化
ここからは、公開あらすじに記載された行動の順序をもとにした僕の解釈です。本編映像の全話視聴や、声の間・カット割りの直接検証に基づく演出批評ではありません。
本作の第1期を理解するうえで注目したいのは、「誰に何を話せるようになったか」です。交際、デート、学校行事という出来事を並べるだけでは拾いきれない変化が、相談の場面に表れています。
第1話と第10話では、鈴木が友人に話す内容が違う
第1話の鈴木は、谷への好意を友人に打ち明け、本人のもとへ向かいます。第10話になると、東へ話すのは、すでに交際している谷との関係を今後どう進めたいかという希望です。
同じ「恋の相談」でも、扱っている問題が変わっています。初めは隠していた本心を認めるための相談で、後には自分の望む関係を考えるための相談になっているのです。
僕は、この違いに鈴木の変化が見えると考えます。周囲を気にする性格が消えたかどうかよりも、気にしながらでも自分の希望を言葉にできる範囲が広がったことに意味があります。
単純に「自信がついた」とまとめるより、何を話せるようになったのかを見たほうが、人物の歩みを具体的につかめます。成長を性格の全面改修として描かなくても、言葉の中身は変わっていくのでしょう。
谷が平に相談することで、恋人の外側にも関係が生まれる
第6話で谷が不安を話す相手は、鈴木本人ではなく平です。恋人にはまだ整理して伝えられないことを、友人には話せるという関係が示されています。
この場面は、谷の弱さを知らせるだけでなく、平が誰かの相談相手になっていることも伝えます。一つの会話で、話す側と聞く側の両方について理解が深まる構造です。
僕には、これが友人たちを物語の中心へ近づける仕組みに思えます。主役の恋愛を説明するためだけに友人を配置するのではなく、相談が成立することで、友人同士の関係そのものが見えてくるからです。
恋人への気持ちが、別の友人との会話を増やす。その広がりを追うと、鈴木と谷の恋が教室全体の人間関係とつながっていることが分かります。

初デートと横浜デートを比べると、関係の進み方が見える
第2話の初デートでは、鈴木が谷によく思われようとして空回りします。対して第12話へ至るころには、修学旅行で互いの希望を表し、さらに距離を縮めようとする段階に進んでいます。
ここでの変化を、単にデートの回数が増えたことだけで説明するのはもったいない。「相手からどう見られるか」への意識に、「自分は相手とどう過ごしたいか」という希望が加わっているからです。
もちろん、不安や照れがなくなったとは言えません。それでも、相手に合わせるための情報ばかりを探していた状態から、自分たちの気持ちを持ち寄る方向へ進んだ、と読むことはできます。
この恋、進展の物差しを大イベントだけにすると、肝心なところを取りこぼす。僕はむしろ、小さな希望が会話の中へ出てくる瞬間に、第1期の手応えがあると考えます。
「正反対」は、固定された役割ではない
鈴木が明るく、谷が物静かであることは、物語を理解する入口になります。しかし、その説明だけでは、交際を否定してしまう鈴木や、平に不安を話す谷の姿を十分には説明できません。
二人とも、相手や状況によってためらい、誰かの言葉を必要とします。性格が違うから自動的にうまくいくのではなく、違いのある相手について、会話を通して知り直す過程が描かれているのでしょう。
第1期から続く物語を見るうえでも、注目したいのは「どちらが変わったか」という勝ち負けではありません。以前は分からなかった相手の気持ちを、次にはどう受け止めるのかという積み重ねです。
まとめ
『正反対な君と僕』アニメ第1期は、2026年1月11日から3月29日まで放送された全12話です。制作はラパントラック、鈴木役は鈴代紗弓、谷役は坂田将吾で、初デートや文化祭、修学旅行を経た横浜デートまでを描きます。
第1期の魅力は、恋人になった後の不器用さを、友人たちとの会話も含めて追えることにあります。僕は「どこまで進展したか」と一緒に「何を話せるようになったか」を見ると、二人と周囲の変化がより鮮明になると考えます。
配信条件は変更されるため、視聴時の最新情報は利用するサービスの公式作品ページで確認してください。
よくある質問
『正反対な君と僕』アニメ1期だけで原作の最後まで分かりますか?
第1期で作品全体が完結する構成ではなく、第2期へ続きます。原作漫画は全8巻ですが、第1期との厳密な巻・話数対応は本稿では未確認です。
第1期の内容を理解するために、原作を先に読む必要はありますか?
原作の事前知識は必須ではありません。アニメ第1話で鈴木と谷の関係が動くところから始まるため、二人を軸に友人たちの名前を覚えていけば流れを追えます。
OP・EDと、劇中で流れる音楽は同じ担当ですか?
担当は異なります。第1期のOPは乃紫、EDはPAS TASTAで、場面の背景に流れる劇中音楽はtofubeatsが担当しています。
神原 誠一|『アニメ反射鏡』



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