『怪獣8号』アニメは何話まで？原作との違いと見どころを紹介

『怪獣8号』アニメ1期がどこまで放送されたのか気になっている方へ。

この記事では、アニメが何話まで進んだのか、どの配信サービスで見られるのか、さらに原作との違いや演出面の見どころまで網羅して解説します。

「続きは漫画で読みたい」「今すぐ配信で追いたい」という方にも役立つ情報をぎゅっとまとめました。

怪獣8号アニメは何話まで放送された？

「この戦い、まだ終わってない——」そんな余韻を残して、アニメ『怪獣8号』第1期はその幕を閉じました。

でも実際、アニメは原作のどこまで進んだのか？続きはどこから読めばいいのか？

この記事では、アニメ全12話のカバー範囲とその魅力を、原作との対比を通して紐解いていきます。

第1期は全12話で完結

『怪獣8号』アニメ第1期は、2024年4月から6月にかけて放送され、全12話構成で完結しました。

1話から12話までが1つのシーズンとして描かれており、シリーズ構成としては「主人公・日比野カフカが“怪獣8号”となりつつ、仲間と共に防衛隊の中で立ち位置を築いていく」までの物語が描かれています。

ちょうど“キャラクター紹介編”と“世界観の骨組み構築”が終わり、これから物語が本格化していくぞ……！という絶妙な地点で終わる構成になっています。

原作では5巻39話までをカバー

アニメ1期で描かれたのは、原作コミックス5巻の第39話冒頭まで。

つまり、アニメの続きが気になる人は、5巻39話から読み始めるのがちょうどいいんです。

ここから先は、カフカが“怪獣であること”を防衛隊に明かした後の「処遇問題」が大きなテーマになっていくので、人間ドラマも戦闘も、よりヘビーで熱い展開が待っています。

「とりあえずどこまで？」が明確なのが嬉しい構成

近年のアニメでは、「原作の途中で終わるけど、どこから読めばいいの？」と迷うケースも多い中、『怪獣8号』は非常に明快です。

「12話＝5巻39話」までという情報がしっかり区切られているので、原作への“橋渡し”としても優秀な構成になっているんですよね。

アニメでハマったなら、ここから原作にドリフトしても全然遅くない。

むしろ、ここからが“沼の深部”です。

アニメ1期の配信サービス情報

「今すぐ観たい。あのカフカの叫びを、キコルのまっすぐな眼差しをもう一度──」

そんな衝動が湧いてきたあなたに向けて、『怪獣8号』アニメ1期を配信している主要サービスを一挙紹介します。

どこで観るのがベストなのか、無料で観られるのか、それぞれのサービスのメリットもあわせて解説していきます。

国内主要サブスク一覧（Netflix／Prime Video／Huluなど）

まず結論から言えば、『怪獣8号』は主要サブスクでほぼ網羅的に配信中です。

• Netflix：全12話配信中。UIが直感的でスマホ視聴にも最適。
• Amazon Prime Video：プライム会員なら追加料金なしで視聴可能。
• Hulu：映画・ドラマとセットでアニメも楽しみたい人に。

このあたりは既に登録している人も多いはずなので、「観られるところで観る」が正解。

ただし、“これから観る人”や“無料で観たい人”には、次のサービスが狙い目です。

dアニメストア・DMM TV・U-NEXTの無料トライアル活用法

「今から追いつきたいけど、なるべくコストは抑えたい……」

そんな時の味方になるのが、無料トライアル付きの配信サービスです。

• dアニメストア：初回31日間無料。アニメ専門なので検索性も抜群。
• DMM TV：550円というコスパの高さ＋30日無料。2.5次元や声優コンテンツも強い。
• U-NEXT：31日無料＋600円分のポイント付与で、原作漫画の購入にも充当可。アニメ＋原作両取りしたい人に最適。

この3つはいずれも、今から“怪獣8号沼”に飛び込む人にとって、足場になるサービスたちです。

ABEMAやTVerなどの見逃し配信について

リアルタイムで追っていた人にとっては、ABEMAが見逃し配信の頼れる存在でした。

放送直後の最新話が無料で視聴できるのはやはり魅力ですが、現時点では全話視聴にはABEMAプレミアム（月額960円）登録が必要。

TVerについては、現在『怪獣8号』の常設配信は確認できていません。

よって、「一気見」したい場合は、やはりサブスク系の利用が圧倒的にオススメです。

“観たい時に、観たい気持ちを逃さない”──。

それが、いまこの時代に『怪獣8号』を観る意味だと思います。

原作との違いはどこにある？

アニメと原作、同じストーリーを追っているはずなのに、なぜか感じる“温度差”や“息づかいの違い”──。

『怪獣8号』アニメ化においても、原作ファンならではの「ここ違った！」という視点は少なくありません。

でもそれって、“違い”であると同時に“再解釈”であり、“演出の豊かさ”の証でもあるんです。

アニオリの演出やシーンが加わっている

アニメ版では、原作にはない描写やセリフ、カットが随所に追加されています。

たとえば、第1話では「怪獣清掃」の過程や市民避難誘導の様子など、“怪獣と共存する都市のリアリティ”が色濃く描かれています。

そのなかでも印象的なのが、信号機に描かれた「怪獣マーク」。

こういう「世界がちゃんと動いてる」演出は、漫画では省略されがちだけど、アニメだからこそ活きる演出なんですよね。

キャラクターの心情描写がより丁寧に

アニメでは、キャラの“間”や“表情”にしっかり時間を割いています。

カフカの“居眠りシーン”や、“処分保留”のニュースを受けてうつむく仕草など、原作では一瞬で流れる部分が丁寧に描写されていて、感情の余韻をじっくり噛みしめられる作りになっています。

これはもう、「漫画を読む」ではなく「キャラの心をなぞる」時間なんですよ。

声と音が“世界の息吹”を可視化する

もう一つ特筆すべきは、声優陣と音響演出の力。

福西勝也さん演じるカフカの“弱さと決意が同居した声”、瀬戸麻沙美さん演じるミナの“凛とした冷静さ”、そしてファン爆発中のキコルのテンション高めな台詞まわし──

これらが重なって、“怪獣が棲む世界”が単なるフィクションから“実感ある世界”に変わっていくんです。

原作の想像力にアニメの演出が合流して、まるで「音と色を持った感情」に仕上がってるような感覚。

これはもう、“違い”じゃない。“生まれ変わり”だ。

アニメ版『怪獣8号』の見どころ

原作の力強いストーリーを、“動き”と“音”という新たな命で再構築したアニメ版『怪獣8号』。

その中には、アニメだからこそ伝わる空気感や、キャラクターたちの息づかいが散りばめられています。

ここでは、視覚と聴覚に訴えかけてくる“アニメならでは”の見どころを徹底的に語っていきます。

怪獣災害対策のリアルな世界観構築

まず外せないのが、怪獣と人間が共存する都市生活の描写です。

アニメでは、怪獣災害が日常化している社会構造が丁寧に描かれています。

たとえば、避難時に活躍する「怪獣対応型シェルター」、信号機に表示される「怪獣警報マーク」、建物の構造や交通誘導の演出など──

まるで「この世界が現実の延長線にあるかのような」生活感と臨場感。

“世界の仕組み”がちゃんとそこにある、そう思わせてくれる圧倒的な情報量です。

動きと音で迫力が倍増したバトルシーン

原作でも十分に迫力のある戦闘シーンですが、アニメではそれが“爆発的な臨場感”に昇華されています。

たとえば、怪獣8号となったカフカが暴走しかけるシーン──

拳を振り下ろす音、アスファルトが砕ける衝撃、画面を揺らすカメラワーク……

“暴力”そのものが感情を伴って迫ってくるんです。

そしてBGMの使い方も絶妙。

戦闘の緊張感を支える低音の重厚さ、感情が爆発する場面での静と動のメリハリ。

これぞ「音で感情を殴ってくる」演出。

市川やキコルなどのキャラ演出が光る

主人公・カフカだけでなく、仲間たちの描写もアニメでグッと深みを増しています。

特に市川レノの「言葉にしきれない葛藤」と、四ノ宮キコルの「エリートの自負と戸惑い」が、表情や仕草で丁寧に描かれているのが印象的。

レノが“カフカを信じる”ことを決意するシーンは、表情と間だけで語られていて、台詞は最小限。

でもだからこそ、「うわ、わかる…その気持ち…」と、観ている側の感情を誘導するような“演出の余白”が生まれてるんですよね。

原作を読んでいた人ほど、「この子、こんな表情するんだ…」と再発見できる場面が多くて、完全に感情のアップデートがかかります。

第2期はいつから？今後の展開予想

「このまま終わるわけがない——」

第1期の最終話を見終えた直後、そんな言葉が自然と口から漏れた人も多いはず。

実際、アニメ『怪獣8号』は早くも第2期の制作が決定しています。

ここでは、その放送時期と、原作を踏まえた今後の展開を、神原視点でじっくり語っていきます。

2025年7月19日放送開始予定

第2期は、2025年7月19日（土）23:30〜より放送スタートと発表されました。

このタイミング、ちょうど夏アニメの大型タイトルが揃う時期。

“夏の怪獣決戦”、始まります。

制作は引き続きProduction I.G×スタジオカラーの黄金タッグ。

アニメ第1期のクオリティがそのまま維持されるだけでなく、さらなる映像強化も十分に期待できそうです。

原作6〜9巻あたりの展開に突入か

第1期は原作5巻39話までを描いたため、第2期は6〜9巻の怒涛の展開が中心になると予想されます。

ここから描かれるのは、カフカの「処遇決定」そして「信頼される存在」になるまでの物語。

中でも見逃せないのが、「人型怪獣9号」の暗躍。

あの不気味で不敵な存在が、本格的に人類とカフカを試すように襲いかかってきます。

そして、新キャラたちとの出会いと別れ、激しさを増す戦闘、次々に変化していく“信じる”という感情。

特に注目したいのは、「副隊長・保科宗四郎」の活躍。

第1期ではクールでストイックな印象だった彼が、第2期では「刀を振るう覚悟」と「人を守る信念」を見せてくれる展開が待っています。

「怪獣である自分を、どう使うか」の物語へ

ここからのカフカは、ただの“おっさん”じゃない。

“怪獣8号”でありながら、“人間としての覚悟”を問い続ける存在になっていきます。

それはもう、「ただ強くなる」じゃなく、「自分がどう強くあろうとするか」の物語。

心を蝕む後悔や葛藤の中で、それでも誰かを守ると決めること。

“怪獣である自分”を抱えたまま戦う主人公に、私たちはどうしようもなく感情移入してしまうんです。

第2期、それはまさに──感情が試されるシーズン。

怪獣8号アニメは何話まで？配信・原作・見どころまとめ

『怪獣8号』アニメ第1期は、全12話という枠の中で、壮大な物語の“イントロ”を最高の形で描ききりました。

原作5巻39話までをカバーしつつ、アニオリ演出や演技力で感情に“振動”を加えた構成は、まさに映像化の醍醐味。

もし、アニメで気になったあなたがいるなら、続きは迷わず原作へダイブしてください。

アニメと原作を両方追うとより深く楽しめる

アニメは動きと音で“体感”させてくれる表現。

原作は静けさの中に“自分のテンポ”で入り込める表現。

この2つが交わると、キャラクターへの理解が2層、3層と深まっていきます。

たとえば、アニメで“間”として描かれた沈黙が、原作では“コマの空白”として読者に委ねられている。

その両方を味わうことで、カフカの葛藤、市川の不安、キコルのプライド──全てがより鮮やかに立ち上がってくるんです。

1期は配信でサクッと視聴、原作は5巻39話からがスムーズ

「今から観たいんだけど、どこで観られるの？」という方も安心を。

Netflix・Prime Video・dアニメストア・U-NEXTなどで1期全話が配信中です。

しかも初回無料トライアルを使えば、今すぐノーリスクで“怪獣の世界”に飛び込める。

そして「続きは原作で！」という人は、コミックス5巻39話から読むのがベストタイミング。

第2期（2025年7月放送開始予定）に向けて、今から備えるなら“今”がその時です。

怪獣が暴れ回る世界。

それでも誰かを守りたいと願う、おっさんの物語。

『怪獣8号』はただのバトルものじゃない。

“感情の選び方”を問う、私たちの物語なんです。